いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年04月18日(土) それぞれの北朝鮮拉致問題

 北朝鮮のミサイル発射が世の中を賑わせ、平和ボケの国民も「防衛」について少しは認識を新たにしたことは喜ばしい事件であった。が、その騒ぎの蔭で、なんとなく忘れ去られたのが「拉致問題」である。

 私は、平成12年から有楽町の街頭に土屋都議(奪還する地方議員の会会長、板橋区)とともに立ち、その解決を訴えてきた。そのころ、拉致に重大な関心を寄せていたのは、マスコミでは産経新聞のみ、国会議員では西村真悟代議士のみであった。

 ところが、マスコミで報道され、一部家族が帰国するころになると、拉致など「どうでもよかった」国会議員が大挙してテレビに登場して「拉致」を訴える、という奇妙な、そして、いかにも日本らしい光景が繰り広げられた。

 わが大田区でも、拉致の集会など一度も参加したことのない区議が「アクセサリ−」としてブル−リボンを着用していたり、いままで拉致の「らの字」すら発言したことのない「選挙の近い」都議らが拉致家族と蒲田駅前で街頭演説をする、衆議院解散が近いと見て「突如」拉致の映画上映会を主催する国会議員候補など、まったくイヤになってしまう。

 彼らに「票」とはまったく関係のない、しかし、人が多く効果の高い新宿や有楽町で是非「拉致問題」を訴えて欲しいものである。5月6日には日比谷公園で救う会主催の集会が開催されるが、多分彼らの姿を見ることは出来ないだろう。

 今日は、池上にある「とある居酒屋のオヤジ」と共に、増元照明さん(拉致家族会事務局長)と楽しくお酒を飲んだ。増元さんはさ、さる参議院選挙に無所属で出馬して、徒手空拳40万票近くを得たが惨敗。家族会の中でも論客である。参議院選挙の大田区でのポスタ−貼りや街頭演説のお手伝いを担当したことにより懇意になった。

 増元さんと談笑して家に帰ると、親しい憂国の柏崎市議の三井田氏から以下のようなメ−ルが届いていた。拉致問題も、かかわるそれぞれの人々の想いにより、揺れ動く。わが国政府は、早く主権国として自国民の救出に力を注いで欲しいものだ。

(以下、三井田市議のメ−ル)
我が柏崎市といえば、社民党が第一党ということもありますが、原発に加え、蓮池夫妻の拉致もございました。
 蓮池さんのお父さんは高教祖(日教組の子分)、お母さんは柏崎市役所組合活動家という、もともと左に傾いた家で、帰国後も洗脳が溶けず、家族会と立場を別にしておりました。
 ただ、東京電力に勤務し、原子力発電で使う燃料の仕事についていた、蓮池氏のお兄さんのことは信用していました。
 これは、私も以前に東京電力の原子力部門に勤務していたこともあり、その考え、仕事への取り組みなどを知っておりました。

 ところが、昨年の『世界』での手記から左に寄りかかってきた蓮池さんのお兄さんが、とうとう地元・新潟県内でも左翼活動に手を染め始めました。
 しかも、自ら仕事にしていた原子力発電に対し反対運動し、憲法を守れ!といいながら、天皇制廃止、朝鮮の壇君神話は信じるという

新潟県平和運動センター
http://www8.ocn.ne.jp/~heiwa/

の講演にも関わり始めました。

新潟県平和運動センターに蓮池氏登場
http://www8.ocn.ne.jp/~heiwa/hasuikesanchiraicolor.pdf

蓮池氏がどうしたのか、北朝鮮に籠絡されてしまったのか、
今後できる限り情報を集めてみたいと思います。

 ふう〜


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