2009年03月31日(火) |
さあ大変だ!!!区役所お引越し大作戦! |
明日4月1日から大田区では大規模は組織改正が行われる。それに伴って、本日から区役所内はダンボ−ルとゴミの山である。何しろ、組織改正と大掛かりな人事異動の理念は「旧政権の遺物をぶっ壊す」だから大変である。
多くの心あるお役人が「バカじゃないの」と陰口をたたいているが、彼らも家族がある。生活があるからおおっぴらには語れず、結局は命に従っているのだ。哀れである。
特に人事異動では、I部長を清掃一部事務組合に転出させたことにより、旧政権の要職は追い出し、残党には2年間閑職で踏み絵を踏ませ、忠誠を誓った者は今回の人事で「返り咲かせた」のが特徴的である。
I部長の追い出しにより、なんと、旧政権での総務課長経験者は、権限のない会計管理者を残すのみとなり、全員が「大田区から追い出されて」しまった。民間でもお役所でも、総務課長というのは、それなりに「花形」である。そのほとんどが大田区から「追い出された」としたら、大田区の総務課長は「ろくなやつではなかった」ということになる。やりすぎである。
また、組織変更も「行政の継続性」から、やりすぎである。区役所は、松原区長が落選しようが、死のうが存続する。つまり「私物」ではない。それを我が物のように変える現体制は、問題である。
さらに、これだけ大幅に組織をいじるのなら、人をいじってはいけない。組織が大幅に変わり、担当も大幅に変わると仕事が停滞し、結局区民サ−ビスが低下するのだ。
民間で合併などする場合は、合併後当分の間(だいたい1年)は、人事には手をつけないのが通例である。組織変更が落ち着いてから、人事異動をするのである。
残念ながら、ラインの部長を経験せず「忠誠心」で昇任してしまった現執行部には「感情論」はあっても、「組織論」がない。首長たる区長さんも、組織で仕事をしたことがないから、それでいいと思っている。
大変なのは、現場の職員である。どうか心ある区民の皆さんには、当分区役所には、難しい問題を持ち込まないでいただきたい。くれぐれも‥
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