2009年03月23日(月) |
泥棒様各位。ここなら盗み放題@S急便蒲田5丁目 |
私はお役所やお役人のコンプライアンスや、インチキ暴露に熱心だ、と思われているが、実は大手各社の「クレ−マ−」でもある。一般に「クレ−マ−」というのは、理不尽は要求をしたり、ただ感情的なものであったりが多いが、私の場合は、その企業の発展を願っての「クレ−マ」であることが大きな違いである。言うなれば、正統派クレ−マ−とでも名乗ろうか。
たとえば、NTTが分割される前の、大田116センタ−(各種受付番号)のあまりにもひどい対応には、再三苦情と改善の提言を行った。結果、島根県松江市にある「大田116センタ−」(転送されて人件費の安い島根で受けていた)の苦情担当課長とは仲良くなってしまったし、NTT出身の区議さんからは「NTT内で、あんたは有名だ」とまで、お褒め(?)の言葉をいただいた。
日本人は「だまっていることを美徳」としているが、それは公徳心が高く、礼儀正しく、何事にも果敢に挑戦する日本古来の伝統文化が継承されていた時代のことで、「権利」だの「あなたらしければいい」などというアホな教育を受けてきた連中には、「厳しく」正しいことを示す必要があると思う。まあ、なぜ、大企業の「社員教育」を、消費者、お客がしなければいけないのか、という疑問は残るが、日本全体という目で考えれば善しとしよう。
さて、本日の「クレ−ム」は、わが国を代表する運送会社のS急便の蒲田5丁目営業所でのことである。役所にも近く、私の事務所にも近いので、以前使っていた、ネコちゃん運送から、最近ではこちらをメインにしている。
ところが、ネコちゃんに勝つためか、ここにはドライバ−以外の職員は配置されていない。つまり、常駐の事務員さんはいないのだ。集荷や配達に出ないドライバ−が店に「たまたま」いる、という具合なのだ。
過去、5回ほど営業所が無人状態でドアが開けはなたれ、誰でも「お好きな荷物持ち帰り放題」の状態があった。そのたびに、担当の管理職に注意を喚起するが、その場限り。少したつとまた同じことの繰り返し。これでは、恐ろしくて「貴重品」は預けられない。
今日も、夕方、荷物を預けに立ち寄ったところ、さらに状態がひどくなっていた。なんと、開け放たれたドアには、見えやすく次のように書かれているではないか。
ただ今配達中ですので、下記にご連絡ください。03−5762−●●●●
すばらしいCS(お客様満足)意識である。何度も苦情があったので、考えたのだろう。が、鍵を閉めればよかったネ!これでは、「今、誰もいませんから、泥棒さんは、安心してご自由にお持ち帰りください。」と、宣言しているようなものだ。
この会社のモット−は「飛脚の心」らしい。お客様からお預かりした荷物に対する「責任感」のかけらも感じられない、この光景を見ると、なんとも虚しいモット−である。意識改革と事務所体制の大改善を促す意味で画像を敢えて公開する。
2度とこのようなことがないように祈るが、どうか蒲田周辺の窃盗団の皆さんは、一度お試し願いたい。貴重品やパソコンなど山積み、取り放題である。 トラックを横付けして「堂々と」獲っても場所柄、誰も怪しまない。
がんばれS急便!現場は悪くない。人手不足だ。常駐事務員を配置せよ!
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