いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年01月22日(木) 国会議員さん!その発言異議あり!

 今日は、大田区遺族会連合会新年会に参加した。この会は、毎年書いているが「自由民主党応援団新年会」と同義語である。私は遺族会会員として参加しているが(伯父が海軍少佐で戦死)、過去10年間一度も「区議」として紹介されたことはない。なぜなら「自民党議員」ではないからである。ところが、各テ−ブルには事務局たる、大田区特別出張所長が「勤務時間中」に参加しているのだ。

 自民党の議員以外紹介しない、招待しない会であるなら大田区の職員は参加すべきではないし、もし出るのなら「私人」として時間休暇を取得して参加すべきである。この間の時給を大田区に返還せよ、との監査請求も起こせるのでは、と監査事務局に相談したところだ。(遺族会の活動に異議を申すつもりはないが‥)

 さて、今日もおかしな挨拶をする国会議員が二人いた。面白いので紹介する。

 一人は、お父様の石原知事が保守中の保守である石原宏高議員である。

あの大戦において、マスコミ、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞等が戦争を賛美し、国家予算を戦費に使うことを許した政治家、そして統師権を持った天皇、軍部の独裁、こういったものが戦争を続けていったのです。私は二度とこのようなことのおこらないよう、政治家ととしてがんばっていきたいと思います。自由民主党を支援してくださる遺族会の皆様には、マスコミに惑わされることなく今年もよろしくお願いいたします。

 ふう!!!!パパが聞いたらなんと言うだろうか。戦争も自民党の支持率低下もマスコミが悪い、そう言いたかったのだろうが、遺族会の方々には無礼にしか聞こえない。優秀な人間が多い石原一族のなかで、この男は異色である。ライバルの民主党衆議院議員松原仁氏の国家観、歴史観のほうが、余程パパに近いのは気のせいだろうか?

 次は、東京4区、大田区の小選挙区で落下傘で当選した平将明代議士である。

領土問題は、相手のあることだから、ことさらわが国のナショナリズムを高揚して、自らの支持をアピ−ルしようとしている政治家がいることは情けないことです。

 おいおい、領土問題こそ主権国家の大問題でしょう。プライドのない国家は崩壊する。わかってないな〜このお二人は民主党から立候補したほうが「お考え」にあっているのではないだろうか。

 ちなみに、お二人とも現職、歴代総理、100ケ国の外交団が参加した「天皇陛下ご即位20周年記念式典」にも欠席。8月15日に靖国神社でもお見かけしたことはない。そして、遺族会さん、民主党が政権を取ったら「新年会」はどうするのだろうか‥


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