いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年12月24日(水) 振込み詐欺を騙そう!by蒲田警察署

 毎朝5時過ぎにポストから新聞2紙(読売、産経)を取り、チラシを含めスミからスミまで読むのが私の一日のスタ−トだ。クリスマスイブの今朝、手作り風の面白いチラシを見つけた。

 地元蒲田警察署が作成した「振込み詐欺撲滅」のチラシだが、被害防止だけではなく、積極的に警察と協力して犯人を捕まえる、と言う趣旨と、その文章が、とても素晴らしく感動した。このような発想が出来る警察官が地元に勤務されていることは、なんとも心強い。



 以下、そのチラシの文章を再掲する。

10月の振込み詐欺撲滅期間中、還付金詐欺については蒲田警察署管内において0件に抑えることができました。では、もう心配する必要はないのでしょうか。いいえ!決してそんなことはありません!

いまだに多くの犯人が犯行を繰り返しており、数々の既遂、未遂事件が発生しています。特にバイク便に自宅まで取りに行かせたり、犯人が直接取りに来る手口が増加しています。こういった新たな手口を駆使する犯人を捕まえるためには、皆様のご協力が欠かせません。

身内(を装った犯人)から「携帯電話が変わったから」「お金が必要だ(会社の金を使い込んだ、連帯保証人になった等)」の電話があったら、「振込み詐欺かも」と思っても「あなた本当にうちの息子?うちで飼っている犬の名前を言ってみなさい!」などと叫んだりせず「そうなの、わかった。」と受け流していただき、すぐに蒲田警察署に連絡してください。

もし、犯人がその気になってお金を受け取りに来たら、
蒲田警察署が待ち構えて逮捕します!

犯人がバイク便をよこしたら、
受け渡し場所まで付いて行き犯人を逮捕します!

また、犯人が「○○さんの口座に振り込んで。」と指示してきたら、口座番号をメモして蒲田警察署に連絡してください。口座番号を知ることができれば、警察はATMの防犯カメラに映る犯人の画像を手に入れられます。また、口座凍結の手続きをすれば、他の被害者が振り込んだ現金を取り返せる可能性もあります。

蒲田警察署では「検挙に勝る防犯なし」の合言葉の下、署員一丸となって検挙対策に取り組んでおります。振込み詐欺撲滅のため、今後も皆様の変わらぬご協力お願いいたします。

蒲田警察署犯罪抑止対策推進本部03−3731−0110(内線6504)

 わかり易く、説得力があるし、重要なところは、赤字や大きな文字になっており、現場の「検挙にかける熱気」が伝わってくるチラシである。但し、くれぐれも、ご自身で尾行したり、捕まえるようなことはお止めいただきたい。あくまで、警察への通報にとどめよう。

 頑張れ蒲田警察署!そして、いつもありがとう!



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