いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年10月19日(日) してはいけないこと、それは何もしないこと@防災訓練

 秋の日曜日は、バッチをつけた人種にとっては『書入れ時』である。何しろ、町会主催やら区主催やら行事が目白押しで、そこには『投票率の高い人種』が山ほど集まっているからである。

 釣り人とて、魚がどこにいるか、魚のいない場所に釣り糸をたらさぬ。効率よく票を稼ぐには、投票率のよい集団になるべく多く接触することが重要なのはマ−ケッテイングの基本である。

 ほとんど投票に行かない『最も政治の働きが必要な勤労世帯』は、マ−ケッテイング理論からすれば、範疇外となる。従って、多くの政治家の目は町会や商店街、一部業界団体に向けられることになるのだ。

 その意味では、政治家が悪いのか投票に行かない『勤労世帯』が悪いのか正に卵が先か、鶏が先かの逸話のような話である。私は、いかなる理由をもってしても投票に行かない人間が『政治が悪い』と話すことをバカにしている。お前が一番悪い!と‥

 それは大人のくせに、子供のまえで赤信号を渡るバカ!くわえタバコを、いかにも偽善ぶって雨水枡に捨てるバカと同様である。情けない!

 さて、そんな重要な日曜日、私はといえば『票とは無関係』に、地域の青少年対策委員会主催のデイキャンプの事前準備に早朝から出かけ、『顔見世』の開会式には出席せず、次は、住んでいる町会の防災訓練に移動し参加した。その後は、当然反省会で泥酔して終わり。ほとんど、バッチ組のマ−ケッテイング戦略とは程遠い1日の行動だった。

 しかしだ、住民が防災訓練をしているなかに、ス−ツに議員バッチで挨拶する姿は、どう考えても異常だ。私にはできない姿である。

 さて、その防災訓練で、素晴らしい言葉に出会った。蒲田消防署の若い消防官がAEDの使用法を説明する際に語った言葉だ。今、災害時などで傍観している若者を嘆いての言葉だろう。

災害や事件が起きたとき、絶対にしてはいけないこと、それは何もしないことです。どうか、皆さんが出来ることをしてください。

 素晴らしい!私も、何もしないのに『やったふり議員』ではなく、出来ることからする議員として今後も活動していこうと思う。

 いつもありがとう!消防官さん、消防団員さん!


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