2008年08月02日(土) |
熱中症の原因は朝飯抜きか?@少年野球大会 |
今日、明日は青少年対策委員会主催の『少年野球大会・女子ソフトボ−ル大会』が多摩川河川敷で開催される。小学校PTA時代から青少年対策委員を勤めている関係で、朝からお手伝いに。
開会式、驚いたのは、優勝旗、淳優勝旗返還で、各チ−ムの代表が大会長の前に出るのだが、小学生、中学生共に『気をつけ』『礼』が出来ないのだ。見かねた実行委員の一人が、『気をつけ』『礼』と声をかけて、なんとか格好をつけたが『礼』は、ペコリのオジギになってしまう。『礼』と『オジギ』の違いを教えられない教育とはなんだ。
公立学校では『気をつけ』『礼』は、軍隊式だと言って指導しない教員が多い。『たちましょう』『おじぎをしましょう』とやる。わが国古来の、形から入る教育は、もはやない。嗚呼、情けない!
さて、1回戦が終わると、なにやら本部テントが賑やかになった。どうやら中学生のあるチ−ムから4名の熱中症患者が発生したらしい。午前10時の気温は35度。程なく救急車が到着。病院に搬送されたが、彼等の共通項は驚くことに『朝食を食べてこなかった』ことなのだ。
朝早い集合で、朝食の支度も大変だろう。が、真夏の太陽の下頑張る息子のために、なんとしても朝食を食べさせてから出して欲しかった。勿論、それだけが原因ではないだろうが、要因の1つであろう。
そういえば、全国学力検査でも『朝食を食べる』『早寝早起き』など、基本的な生活習慣の整っている子供の成績が高かったと聞く。つまり、基本は『躾』である。あなたらしければいい、などという『日教組的教育』では、まともな教育は出来ない。教育の第一歩は『強制』であり『矯正』であることを、親も地域も教員も忘れてはならない。
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