2008年07月06日(日) |
犬伏軍曹は射撃が苦手? |
今日、日曜日は午前中対空火器(VADS=Valcan Air Defence System)の操作訓練。午後は、64指揮自動小銃の実弾射撃訓練である。
航空自衛隊の予備自衛官は、在職時の特技区分(専門職)を与えられている。私は、大昔、真空管の入っていたBADGEシステム(半自動航空警戒管制組織)の整備を学んでいたので、特技は「電子計算機整備」である。
が、はたして、30年もの特技を指定することはいかがなものであろうか。有事における予備自衛官の現実的な運用としては、今日訓練する対空火器の運用や、基地警備であろうと思う。
VADSは、航空機に搭載するバルカン砲を地上に下ろしたもので、航空基地に多数展開して、弾幕により接近する敵機を撃破する武器である。私が在職していた当時は、基地やレーダーサイトの防空火器はM55という、朝鮮戦争に使った機関銃だけ、というお粗末なものだった。あとは陸上自衛隊の支援にたよるというものだった。
その時代から比べると、まだまだ不十分ではあるが、各航空団にVADS部隊を展開したのは大正解であろう。
午後からは、久し振りの実弾射撃である。まずは3発の弾を打って弾痕を確認。修正して3発。そして5発を2枚の的に撃って、点数を出す。真ん中が5点、そして4点、3点と減っていくので、最高点は25点X2枚の50点である。
さて、私はというと、一枚目0点、2枚目9点の合計9点。情けねえ〜 現役時代はうまかったのにな。ちなみに今回の最高点は49点!!
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