いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2008年04月28日(月) 鈴木隆之議員!君は男だ!!!エライ!!!

 先日の自民党大田区議団の幹事長選挙で、地元有力者などが『ある方』からの依頼と思われる言動で、3名の1年生議員に圧力をかえた、とのウワサを書いた。

 そして、その『ご意向』に沿わない投票行動をした、久が原地区選出の鈴木隆之議員には、卑劣な仕打ちが待っていた。なんと、各有力者などのご自宅に掲出してある『後援会事務所』の看板をはずせ、という連絡が入ったらしいのだ。

 これは、議員、候補者1人あたり後援会事務所、個人事務所各6枚づつ区内に掲出が許可されているもので、議員や候補者にとっては、最も重要な拠点に掲出するものだ。それを撤去しろというのは『絶縁宣言』に等しい。

 何も知らずに『誰か』に踊らされている、久が原地域の有力者と言われる方々らの行為はあまりにも『有力者』と言うには哀しい。そして、北朝鮮国民のように、無条件に言論を封殺しようとするこの地域の有力者の方々に比べて、素晴らしいのは鈴木議員の行動である。

 はずせと言われ、自らペンチを持参して看板を撤去したそうである。この行動は、まさに男である。

 こそこそ、街の有力者を使って、1年生議員に圧力を加える小物とは、まったく違った勇気ある行為である。

 さらに、たまげたのは、日曜日に行われた彼の区政報告会だ。松原忠義区長は、随分前から出席の予定で、祝辞も式次第で用意されていた。事前に自民党幹事長が確認もしている。ところがだ!当日、突然のキャンセル。

 会場を埋め尽くす150名からの後援者からは、不審の声があがったそうだ。

 いや、まさか『民間出身』の区長に限って『自分の気に入らない幹事長候補に投票した』との理由で、欠席したとは思えない。本当に急用がおありになったに違いない。しかしだ、この時期にドタキャンはまずい。誰かにそそのかされて、キャンセルしたに違いない、と邪推する輩が出ないとも限らないからである。

 私は、大将というのは、ドンと構えていなければならないと思っている。小事は部下に任せ、大らかに対極的な判断をするのが大将である。そして、ゴマすりと自己の保身昇任だけを考える小物と、職務への使命感と忠誠心のバランスが取れた賢者を見極める術も求めらる。さらには、例え対立する共産党の区議の報告会であっても、にこやかに参加し祝辞を述べるぐらいの『器』が首長たる人間には望まれるだろう。

 その意味では、再三その就任人事案件同意に『大反対』してきた教育委員会幹部が就任直後、私へ『頑張る』旨の電話を下さったことは、とても嬉しかった。

 政治屋になるか、政治家になるか? 何かを変えたくて政治家になるか、政治家になりたくて、何かを変えたフリをするか。

 例え、我々自治体議員であっても、その選択の差はとても大きい。有権者にはバレなくても、それは本人が一番知っている。

嗚呼、大揺れ大田区役所!!!!! 


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