2008年02月09日(土) |
本日、ロ助の爆撃機が伊豆諸島で領空侵犯 |
わが航空自衛隊の主要な任務に、我が国の領空侵犯航空機に対する対処というものがある。これは、我が国領空および防空識別圏(ADIZ)に侵入した「識別不能機(Unknwon)」に対し、戦闘機が発進しレーダーと目視により彼我を確認し、我が国領空であることを知らせ、退去を勧告するものである。
最初は国際緊急周波数により、ロシア語、英語、日本語、朝鮮語、中国語などで「我が国領空である。退去せよ」と伝える。それでも従わない場合は、当該機の前方に出て翼を振り警告。さらには、前方に威嚇射撃。それでも退去しない場合には、2機で挟み込んで強制着陸となる。
この領空侵犯に対する処置を通常、緊急発進(スクランブル)と呼び、スクランブルに備えて、全国の航空団にはパイロットが24時間待機している。
このスクランブルも冷戦構造の終結と、旧ソ連の崩壊により平成7年以降年間100回代に減っていたが、ロシアと中国の経済発展により増加し、17年度は229回、昨年度は239回を数えている。
さて、本日は伊豆諸島南部において、ロシア空軍爆撃機が3分間にわたり領空侵犯を犯した。これに対し、航空自衛隊は、千歳、三沢、百里基地などからF-15戦闘機など24機が出動して対処した。
この爆撃機はハバロフスクを出て、サハリン、北海道沖、太平洋、銚子沖から伊豆諸島をへて帰還する、航空自衛隊では「お馴染み」の通称「東京急行(Tokyo Express)」のルートを飛行した。
昨年7月17日にも、ロシア空軍戦略爆撃機ツボレフ95MS2機が、伊豆諸島を侵犯。空自機18機が出動した騒ぎがあった。
このような、ロ助(ロシアに対する蔑称)の愚行を、左巻きのマスコミは勿論、まともなマスコミですら報道しないから、平和ボケ国民は「安全はタダ」だと勘違いしてしまうのだ。
国際情勢は、そして外交は、右手で握手、左手に拳銃が常識である。であるのに、我が国の外交は、左右握手で、さらには土下座ときた。誇りある国家であるためにも、ロシアには徹底した抗議行動を起こすべきである。
なめんなよ!ロ助!
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