2007年12月11日(火) |
ありがとう素敵なおまわりさん! |
毎週火曜日の朝は、6時半から地元の経営者の勉強会に出席している。今朝も出席し、セミナー終了後朝食をご一緒して、車で環状8号線を所要で田園調布方面に向かった。途中「御岳神社入口」と書かれた交差点で信号待ちをしていると、奇妙な光景が、停車している車の間から見えたのだ。
ちょうど通勤通学のピークの時間帯、多くの人々が横断歩道をわたるのだが、その人々がある方向に会釈をして渡るのだ。後方で停車していた私の車からは、当初、その会釈の先がわからなかったので、少し車を前進させて見た。
人々の会釈の相手は、なんと制服の警察官だったのだ。青信号になるまでの間、暫し観察していると、中堅どころであろう彼は、交通整理をしながら、横断歩道を渡る「すべての人」に、声をかけているのだ。小さな子供たちには、手を振りながら、大人には挙手の敬礼で、多分「おはよう」とか「いってらっしゃい」と挨拶しているのだろう。
今、警察官の様々な不祥事が報道される。又、防衛省をはじめ、公務員の汚職なども毎日のように話題になり、国民の公務員に対する不信感はますますつのるばかりだ。しかし、そんな中、一人の現場警察官のこのような真摯な行動は、そのような感情を一掃してくれるほど素晴らしい。
子供たちは、このようなおまわりさんが街を守ってくれていることに安堵し通学するだろうし、勤労者は今日もがんばって働こう!納税していこう、と意気高らかに通勤地獄に立ち向かう勇気を与えられるだろう。
どこぞの公立学校長が「挨拶は教えますが、強制は出来ません。」と、教育者として大バカな発言をしていたのを聞いたことがある。学校で挨拶すら強制できない、体たらくな教育の中、このおまわりさんの「たった一人の挨拶運動」の意義はとても大きい。
以前、環状7号線の平和島交差点にも、とてもユニークな交通整理をする警察官がいて、道を急ぐドライバーの心を和ませていた。今日のおまわりさんの姿を見て、きっと横断している歩行者だけでなく、信号待ちしているドライバーも清清しい気分になることだろう。
ありがとう!ステキなおまわりさん!
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