2007年12月07日(金) |
わお〜!クリスマスに臨時会開会か? |
今日は本会議最終日。補正予算や条例案など、すべてが区長側提案のとおり可決された。私は、さすがに議案には反対しなかったが、陳情について、不採択に反対したもの2件。不採択に賛成できないが、と言って、陳情内容すべてに賛成できかねるため退席したもの6件という態度だった。
特に、東京歯科保険医協会から出された「保険で良い歯科医療の実現を求める意見書採択に関する陳情」は、なぜ自民、公明の議員が反対するのか理解できない。歯周病予防治療などに保険が適用されれば、その後の医療費を削減できるはずだ。お役人が採択に乗り気でなかったのだろうか?
さて、本来今日の本会議までに出されるはずの条例改正議案が出てこなかった。それは、職員の給与などに関する条例である。現在、職員の格付けについて区長会側が、特別区職員労働組合連合会(特区連)と協議をしており、なかなか特区連が譲歩しないため、議案が提出できないのだ。
特区連としては、連戦連敗の汚名を組合員から指摘されたくないものだから、プライドにかけて、また組織の存亡にかけて、簡単に妥協した、という絵は書きたくないのだろう。結果は見えているのに‥
迷惑なのは、議会である。定例会本会議が終わってしまったので、今後妥結した場合は、その為だけに議会の臨時会を開催しなければならないからだ。特に大田区の場合は、これがややっこしいのだ。
実は、来週11日から22日(土)の間、自民党8名民主党2名、合計10名の区議会議員が公費でヨーロッパ視察に出かけるのだ。さらに、12月25日から28日の間は、議員有志がタイ地雷除去作業の視察団(私費)を組織して出かける。
そうすると、年内で臨時会を開催出来る日は、12月23日天皇誕生日の祝日か、24日振替休日のいずれかしかない。天皇陛下のお誕生日に議会というのは如何なものかと思うので、とすれば24日クリスマスイブかい?
休日に開催しても、理事者(管理職)や議員には休日手当がないが、議会事務局職員は局長以外は一般職員なので休日出勤手当を払わなければいけない。
そもそも労働組合と経営側が妥結点を見出した案件である。議会が反対できるはずがない。であるとすれば、お役所お得意の「議会召集の暇がなかった」として、専決処分をしてしまえば、随分と税金の支出が減るのだが‥ 変なところ頑なだから困るよ。
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