いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年11月22日(木) 管理職はみんな四連休@大田区区民生活部

 ある文書の開示について、昨日所管の区民生活課に電話をした。いったいいつ開示するんだ?と。電話に出た担当は、明日には開示できますと応じた。そこで本日、開示文書をいただきに出向いたところ、課長が有給休暇でいないので開示できない、との回答があり怒り狂った。

 では昨日の電話はなんだったのか?と。課長がいないのなら、庶務担当係長(通称 庶務担)が代理で決裁できるだろう、と追求すると、庶務担当係長(筆頭係長)も有給休暇でいないという。では、上司の区民生活部長に決裁させろ、と詰め寄れば、なんと区民生活部長は振替代休でいない、というではないか。

 区民生活に最も身近な、区民生活部の部長、課長、筆頭係長すべてが有給休暇か代休でいない。結果、決裁ができないという事態だ。つまり、今何か起こったら誰も決裁できないのだ。民間会社では、営業部長が休めば、営業課長は出社するし、課長も部長もいなければ担当係長は絶対に出勤をする。それが管理職たる者の責任と自覚だろう。

 ところが、お役人は責任なんか知ったことではない。代休だ、有給だ、管理職の間で調整もない。今頃、年に数回しかない4連休を謳歌しているのだろう。最近の区管理職には公僕や管理職としての緊張感が欠落しているように見える。前政権であれば、こんなことが発覚すれば、即左遷だったが、民間出身を標榜する心優しい区長さんは黙認だろう!情けねええ〜!!!

 過日、台風9号で多くの区職員が出動待機している時に、区長、区民生活部長(危機管理担当部長兼務)が、伊豆長岡温泉につかって、町会長達とカラオケを歌っていて帰京しなかったということが報道され問題になった。今日も担当セクションの管理職全員が、有給休暇と代休で、4連休を取得しているという危機管理意識のない区役所はいかがなものだろうか?

 まあ、管理職なんかいなくても、一般職員で十分仕事は回るということなのだろう。与党議員と上司にゴマをすって自分の昇進しか考えていない管理職はさっさとお引取り願いたい!!!!

 やむなく、危機管理担当課長兼務の防災課長に尋ねたところ、たまたま重なっただけで、通常はありえないとの答えだった。その『あり得ない、たまたま』が多すぎるのよ、お役所では。

 区議、都議出身で行政経験皆無の区長のもと、お役人がのんびりしている証ではないかと勘ぐってしまう。青島幸男さんが都知事の時代、東京都の職員は我が世の春を謳歌していたと聞く。松原新区長のもと、ゆめゆめそのようなことのないよう心ある管理職の奮起を望む。

 区役所のなかでは『区長に物心がつくまえに、すべてやってしまえ!』というのが合言葉になっているらしい。可哀想なのは、裸の王様、新区長だ。民間出身を標榜する新区長には、お役人に騙されず強いリ-ダーシップと『民』の感覚で、庁内の綱紀是正に取り組んで欲しい。


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