いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年10月27日(土) おめでとう仲六郷小学校50周年

 今日は、大雨の中地元「仲六郷小学校開校50周年記念式典・祝賀会」が行われた。町会関係者、各種団体の代表、区内PTAなど多くの来賓が招待されている中、この学校の設立の経緯が紹介された。

 今から50年前、この地域に学校が欲しいと、地元の町会など関係者が区に要請。さらに、開校後は近隣に住んでいた13世帯に懇願をして立ち退いてもらい、体育館を建てたとのこと。まさに「地域が建てた学校」だ。

 学校の管理職はせいぜい3,4年で転勤するし、在校生も6年で学校を去る。その意味では、最も学校と長く関われるのは地域の方々であろう。学校によってばらつきはあるが、どうしても学校側にとっては、地域の方々は「お客様」になってしまいがちである。

 米国などでは、地域が運営する「学校区」があり、そこには公選の「区長」までいる。もっともっと地域が学校運営に関わっていくべきであると、この学校の歴史をうかがって、強く思った。それにしても、記念行事の実行委員会の細かい気配りと配慮には脱帽だ。

 さて、区議会議員と区立学校の周年行事。実は、何の基準もないのだ。各学校の判断に任されているのが実情である。単なる公務員の職である教育長や指導室、出張所長は例外なく招待されるが、区議はばらばらなのだ。
 
 ある小学校の周年行事では、指導室の指導主事の席次が、教育長の隣席でなかったのが問題になり、前日の夜プログラムを印刷しなおす、などというバカげたことまで「お役人様」のためにやらされたのだ。

最近の「私」が関係した周年行事

K小学校 区議として出席
Y小学校 別の学校のPTA副会長として出席
H小学校 別の学校のPTA副会長として出席
T小学校 区議として出席
M小学校 区議として出席
R小学校 元PTA副会長として出席
R中学校 招待されず(他の区議は参加)

 PTAとして参加、というのは相手側から「区議は招待しない」という方針で、止む無くPTAの肩書きで参加したものだ。

 どうもPTAや地域の方々の間に「学校と政治は関係ない」というおかしな意識があるようなのだ。本来、教育委員会にしても、出張所にしても職員は「執行機関」であって、その「執行すべき内容」を「議決」する、つまり「決定」するのは議会なのだ。

 つまり、「関係ない」と言っても、議会がなければ学校運営は成り立たないのだ。ただ、今のような「YESマン議会」であれば「関係ない」と思われても仕方ないかもしれない。


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