いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年06月15日(金) 今日は大田区議会議員のお給料、いえ報酬支給日

 毎月15日は、大田区(多分他の地方自治体も)職員のお給料日である。区職員に準じる区議会議員も「報酬」を頂く。職員は「給与」だが、議員は「報酬」である。便宜上、区職員の給与袋を使っているので、「給与」と書いてあるが「報酬」である。

 給与と報酬の違い、それは「働きに対応しているか否か」ではないだろうか。議員は、労働時間の規制がないかわりに、休憩、休暇などの規定もない。福利厚生は、人間ドックの助成ぐらいで、健康保険もない。反面、万一4年間の任期中、一度も議会や委員会に出席しないという兵(つわもの)がいたとしても、報酬は支払わねばならない。実際、ある町議で、4年間借金逃れで雲隠れし、4年後に4年分の報酬を請求したケースがあった。

 平成14年5月15日の私の報酬は、ある事務機メーカー系リース会社に全額差し押さえされ、1円も支給されなかった。これは、私が経営していた会社がこのリース会社に担保として支払った為替手形が不渡りになった為、連帯保証人たる私の議員報酬を差し押さえたものだ。

 普通、給与だと21万円を残して、それ以上を差し押さえる。それは、最低限の生活給を残す、という考えだからだ。が、議員報酬は全額。21万円は残ると思っていた私は、東京地裁に問い合わせた。地裁担当官は以下のように答えた。

裁判所は、議員報酬を給与とは思っていない。言い方は悪いが「あぶく銭」との解釈だ。これで生活しているというのなら、その証明をして欲しい。

 あちゃ!!結局、リース会社とは分割弁済で和解し返してもらったが、「あぶく銭」だったんだ、とびっくりしたことを思い出す。
さて、本日頂戴した報酬の


↑エンピツ投票ボタン
My追加


 多いか少ないかは「働き次第」!




 


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加