いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年04月23日(月) なんとか当選!ショック!!!

 今朝は、開票立会人である知人を開票所へ送り、その後、地元の駅前にたった。一昨日まで、毎日うるさく立っていたのに、終わったら立たないというのは、私の信義にあわないからだ。

 選挙中には使えない、名前の入ったノボリ旗をたて、「選挙結果はまだですが、一週間ありがとうございました。」と、頭を下げた。選挙は、人の心を浄化させ、そして昇華させる気がする。

 一週間、多くの人々の善意にさらされると、心が清らかになる。結果よりも、心から「ありがとう」と頭を下げたくなる。千葉から一番の電車でくる顔馴染みの花屋のおばさんが「あんたは、大丈夫だよ」と励ましてくれる。毎朝駅前を掃除しているスーパーの職員のおじさんも「がんばれ」と優しい。

 あと2時間後には結果がわかる。正直、ドキドキである。

 午前10時すぎ。第1回の開票がでた。同じ地区では、ほぼ横並び1000票である。うう〜ん。前回は、この時点で3000票が出て当選確実となったのが、今回はどうしたことだ。

 11時の開票速報がはいる。開票率90%、10000票を獲得する新人など、当選を確実にする候補者が続出するなか、私は2600票。2800票以上の候補は、すでに47名。残る議席は3議席。同順位の候補者が3名。その下に200票差で3人が並ぶ、ビリ争いの集団に入ってしまった。

 え〜え〜!!!頭が真っ白になった。一体、俺の4年間はなんだったのだ。議会での活発な発言や、マニフェストは評価されないのか????選挙事務所にいると、発狂しそうなので、お隣にある町会会館の事務所のコタツで横になった。一人で考えたかったのだ。頭には「落選」の文字がうかぶ。

 すでに、同僚議員2名が落選を決定的にしている。まさか、まさか!自分が、こんな立場になるなんて。心が大きく乱れる。すると、選対婦人部の女性が、「おそばでも食べて…」と、出前のもりそばを持ってきて下さった。「お茶も飲みなさい」と。何も選挙のことに触れない、温かい母親のような心遣いに涙がこぼれた。
きっと、大丈夫。こんな方々が応援してくれているんだから…

 結果、最終確定で2880票、50人中47番で当選。ひやひやだったが、なんとか残った。皆さんは、「ビリもトップも同じ」と慰めて頂くが、心穏やかではない。反省と分析をしなければならない。
 
 いずれにしても当選したこと、感謝!感謝!ありがとうございました。

(公職選挙法の趣旨により、この日記は4/25にアップしたものである。)


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