2007年04月10日(火) |
「お約束」の盗用?それとも伝播? |
先月、約1ケ月悩みに悩んで「5つのお約束・30の課題」というマニフェストを作った。(概要版はHPトップペ−ジから見れる)政策の内容、期限、財源を明確にすることは、思っていたより難しいことだった。議員が財源や期限まで決めれるのか、という疑問にも自問自答した。
そこで、自分自身ですぐ出来ることを5つ、お約束とした。そして、行政を動かさないと出来ないことは、自分への課題として30明示した。実際のものは、B2番(B4の4倍)の大きさで「日本一大きなマニフェスト」だ、と自負している。
ところが、これを区内に配布して以来「マニフェスト」という言葉を使う区議会議員が増加してきたのだ。選挙の前になると「お願い」をし、終わったら知らん振り、という「公約」より、ずっとましだが、残念ながら「マニフェスト」と呼べる代物ではない。
今日は、ある区議さんが「お約束」と記した「ビラ」を近隣に配布していた。あれ、どこかで見たフオーマットだな、と思ったら、なんと私のマニフェストじゃないか。最初に「想い」を書き、署名風に自分の名前をを書く。項目は●印で始める、等、偶然にしてはあまりにも多い類似点である。
さらには、彼の議会での言動からは程遠い「議会改革」の言葉は、まさに私のそれだった。
しかし、良いことだと思う。議会改革を含め「お約束」をした以上、これは守らなければいけない。その意味では、大きな前進であるし、彼にとっては決断だったろう。
先日は、大田区議会議員の視察報告書の無断引用が報道された。過去には、私のHPの前文を丸写ししたHPを公開していた区議がいた。(ハッカーの仕業、との謝罪があった。)しかし、良いこと、改善すべきことを「お約束」として、引用する議員が増えることは、良循環の伝播として歓迎すべきことだと思う。その意味では、彼の決断(お約束という文言を含め、私のマニフェストを参考にしたであろうこと等)は、評価に値する。
そして、すべての区議や候補者が「お約束」をし、4年後に「お約束」の達成度を区民が評価するようなことが出来れば、区議会も少しは活性化するだろう。
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