2006年12月20日(水) |
「おめでとう」の言葉が欲しかったら夜間窓口へ! |
11月22日の日記に、区役所の夜間窓口へ婚姻届を出しにきたカップルに当直職員が「本日はおめでとうございます」との温かい言葉をかけていた、と書いた。そして、この週末の宿直窓口の迅速な対応にも賛辞をおくった。
ところが、この「おめでとう」は、夜間窓口でしか「頂けない」もののようなのだ。実は、再三書いている我が長男が、本日休暇を取って、ついに婚姻届を出したのだ。本籍地である大田区役所の戸籍窓口に嫁と共に来庁し、入籍をした。提出後、彼等と役所内の喫茶店で懇談をした際に聞いてみた。
私「役所の人、おめでとう、って言ってくれたか?」 長男「いや、言ってくれなかった。あっけないほど簡単だった。」 嫁「あ!婚姻届受理証明書の私の生年月日違ってる!」
あらあら!
午後は私も休みを頂いて、彼等と共に、横浜市役所、横須賀市役所と手続にお付き合いをした。(くれぐれも、親ばかではない!その後、新居で酒を飲む都合である)他の役所に行くと、大田区との違いがよくわかって面白い。
横浜市金沢区役所。案内係の女性、窓口の女性、いずれも開口一番「こんにちは!」と笑顔で対応。とてもフレンドリーでいい感じだ。恐ろしく仕事も早い。
横須賀市役所。丁度閉庁時間ぎりぎりに到着。5時のチャイムが鳴った。さて、みんな机を片付けて、どれくらいの人数が時間前に帰るか‥と「楽しみ」に見ていると、誰も席を立たない。皆、仕事をしている。定時5時15分、あれ?誰も立たない。5時17分、おっ一人帰った。結局、手続が終わった5時20分まで、一人以外誰も帰らなかった。住所異動手続が終わると、窓口の職員が「おめでとうございます。これが、横須賀市の様々な案内です。こちらは、ゴミ出しの説明と曜日が書いてあります。」と、二冊の冊子をくれた。う〜ん、いいじゃん。
そして、窓口には以下のような「窓口サービス課の接遇方針」なるものが掲げられていた。
1.お客様への対応は、あいさつから始めます。 2.やさしく、ていねいな言葉づかいを心がけます。 3.役所言葉の使用をひかえ分かりやすい説明に努めます。 4.お客様本位の、心のこもった誠実な態度で接します。 5.お客様の要求を的確にとらえ、最適で迅速な窓口サービスを提供します。
日本中の役所が、本当にこうなったら、職員の数は半分ですむかもしれない。一つ一つは、たいしたことじゃないんだけれど‥出来ないんだな〜
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