2006年12月18日(月) |
バカ財務省!なんでも削ればいいってもんじゃない |
来年度から、自衛官の配置手当が削減されるそうだ。これは、現場を知らない財務省のお坊ちゃん、お嬢さんたちが「一般公務員とかけ離れた制度」として、削減を求めたものだ。
しかし、現実を見ると、現場の人々が可愛そう過ぎる内容だ。例えば、潜水艦乗務員は、一律本給の49.5%の手当がつくのが問題だそうだ。しかし、幅60センチのプライバシーもないベットに寝て、太陽といつ会えるかわからない任務の人々と、9時5時で働いている一般公務員と同列に考える主計官、あんたこそおかしいぜ!
以前の防衛担当主計官だった片山さつき代議士さん。自衛隊に対して「災害派遣などは消防の仕事だから予算削減!」と言ったそうだ。彼女が財務省を去り、国会に転出した時、財務省では「やっかい者がいなくなった」祝賀パーテイーが開かれたそうだ。アホである。
さらに例えれば、私の同期生であるW君は、パイロットだが、現在は一等空佐(大佐)として、防衛計画の立案にかかわっている。しかし、パイロットであるので、航空手当を支給され、やっと年収1000万円にいくかどうか。もし、航空手当がないと、年収800万円程度で、大田区の給食調理員さんや、緑のおばさんより年収が低くなってしまう。
そうすると、優秀なパイロットほど民間航空に転出し、年収3000万の恩恵に預かることになる。公務員の中で、弁護士や医師には特段の手当が支払われている。それは、民間との格差を少しでも埋めて、公務職場に留まって欲しいからだろう。
であるとすれば、配置手当の見直しは、自衛官の仕事に対する侮辱である。来年から「省」になる防衛庁。その私服組も実は、わかってないから財務省の、こんな提案を呑んでしまうのだろう。
省昇格を機会に、背広組の占有地だった内局の局長級も自衛官(制服)に解放すべきだ。それにしても財務省のバカやろう!!
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