2006年11月06日(月) |
ともだちなくすよ!byお役人 |
あるお役人から「あんまり色々書くと、ともだちなくすよ!」と、ご忠告を頂いた。この発想がそもそも間違っているのだ。議員とお役人は「ともだち」だろうか?
少なくとも、私はそうは思っていない。そして、私に投票して頂いた有権者の方々も、また、多くの納税者、有権者の区民も、自ら投票した議員が、お役人と友達になって欲しいと思って投票したのだろうか。否、そんなことはあるまい。
我々議員のミッションは、お役人の予算執行を区民の目線で監視し、おかしいことは指摘し、よりよい行政執行を促すことであろう。しかし、私に忠告して頂いた方のように、多くのお役人が、議員を「おともだち」だと思っているのかもしれないし、また、一部の議員は、より上位のお役人と「おともだち」であることを望んでいるのかもしれない。
勿論、私とて、「おともだち」付き合いをさせて頂いているお役人も、少なからずいる。しかし、だからと言って、彼等の所管事項で問題があったら目をつぶるのか。そんなことはしないし、出来ない。また、彼等が、本当の友人であったとしたら、そんなことは望みもしないだろう。
例が悪いかもしれないが、例えば、警察官が、友人が犯罪を犯していたことを知った場合、「ともだち」だからと見逃すだろうか。親しいほど、仕事は仕事。プライベートは別と理解すべきではないだろうか。
裁判国家の米国では「真の友人とは、裁判所で争っても、裁判が終わった途端に、酒を飲みに行ける者だ」という格言があるほどだ。
これからも、おかしなことは、おかしい!と言い続ける議員でありたいと思っている。どうか「おともだち」である、お役人の皆さんには、ご理解を頂きたいものだ。
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