2006年10月30日(月) |
言霊の力でバキラちゃん復活! |
歳をとったからだろうか、それとも、倒産などという体験をしたからだろうか。最近、特に、スピりチユアルな世界に興味が向いている。別に、何か新興宗教に入信したのではないが、人間の力の及ばない、大自然の力、大宇宙の想念などといったキーワードには、妙に反応してしまう。
科学では解明できないが、しかし、実際におこる超現象は、いくらでもある。その中で、最近、私が実体験したのが、言霊(ことだま)の力だ。これは、人の発する言葉により、相手(有機物も無機物も)が、変化する、というものだ。
ある書物によれば、こんな例もあったという。 研究者が、プラスチックを食べるバクテリアを作ろうとした。どうしたか、プラスチック以外の食べ物が一切ない環境を作り、さらには、なんと「バクテリアちゃん、美味しいから食べてね」と毎日唱えるグループと、一切声をかけないグループにわけた。その結果、声をかけた方のバクテリアちゃんは、プラスチックを食べ始めた。言霊の力がバクテリアにも及んだというのだ。 どうやら、遠くない未来に、廃プラスチックをバクテリア処理をすることができるようになるかもしれない。(そうしたら、23区清掃一部事務組合の廃プラ焼却新会社は大赤字!どうするんだろうネ)
私の今回の体験は、そんな大袈裟なものではない。 一昨年、新しい事務所を開設した際に、仲介してくれた知人の不動産業者の社長から「バキラ」という木をお祝いに頂いた。元気一杯だったこの木は、昨年、別の事務所に引っ越すと、日に日に衰え始めた。葉っぱが毎日減っていくのだ。そして、今年の夏には、ついに最後の一枚になってしまった。
この木を枯らしては、贈り主に申し訳ないと、最後の葉っぱを、コップの水につけること2週間。奇跡は起こった。葉っぱから、根っこが出てきたのだ。根っこが伸びるのを待って、今度は鉢の土に移植した。コップの時代から、「ガンバレよ!」と、この葉っぱさんに声をかけるのが日課になっていた。鉢に移してからは、水をやるたびに「いいぞ!元気だな。頑張って大きくなれ」と。
太い幹すら生き返らなかったバキラさんの葉っぱ。ついに、小さな鉢ではおさまらなくなり、今日、事務所のベランダで、大きな鉢にお引越しをした。もう元気一杯、緑色の元気な葉を茂らせ、秋の陽を気持ちよさそうに受けている。
偶然だ、と思う方は、つまらない人生を送られているに違いない。私は、バキラちゃんが、私の声援を受けて頑張ってくれたに違いない、と信じて疑わないのだ。絶対にそうだ!
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