2006年09月18日(月) |
娘の文化祭と区議会の共通項? |
高校2年生の長女が、来週末に行われる学園祭(文化祭)の、飾りつけ担当らしく、毎晩遅くまで「残業」している。早くしないと間に合わないのだ、と家ではパソコンと格闘。学校では、遅くまで、ペンキまみれになっているらしい。
そして、オヤジ(私)は、何度も携帯電話に着信がある「お役人」からの原稿督促の電話を無視しつつ、来週木曜日からの、区議会第三回定例会一般質問の原稿作成にいそしむ。
木曜日からなら、まだ3日もあるのだが、お役所仕事はそうはいかないのだ。いかに、質問原稿全文を各議員から入手するかが、この時期、担当課長のミッションなのだ。そして、所管課が答弁原稿を書き、庁内の合意を取り付ける。議会の質問当日は、すでに相手方(お役人)に渡っている「質問原稿」を議員が「朗読」し、この数日前に完成した「答弁原稿」を、お役人も「朗読」する。言うなれば、大朗読大会が本会議場において挙行される。
たまに、この原稿を渡さない議員がいると「通告にありませんので、お答えできません」等という、答弁が返ってくるのだ。多くの志ある議員が、1期目から2期目にかけて、この「朗読大会」に疑問を感じ、議員であることにまで自問自答することになる。
私はと言うと、何を質問し、何を答えるのか、基本的な部分だけをFAXで送信した。年々、私のように、全文を渡さない議員が増加しているのは、議会活性化のためには喜ばしいことである。(お役人には迷惑なことだろうが‥)
文化祭の出し物だって、事前に内容が「全て」わかっていたら、「面白くないから」行きたくないだろう。議会も同じ!
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