いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年09月14日(木) 恐ろしき北朝鮮の情報戦略@共同通信平壌支局

 新聞などを見ていると、共同だロイターなどという文字がある。これは、その記事が、新聞社のものではなく、加盟している通信社が配信したものでああることを示している。

 全国紙であれば、取材網が整っているが、地方紙はほとんどをこの配信に頼っている会社もあり、社説までお任せという社もあるので、恐ろしい存在である。

 そのうちの一社、社団法人共同通信社が、平壌支局を開設したのだ。それも、なんと、金正日のごますり報道機関である、国営朝鮮中央通信社の中におき、日本人は常駐させずに現地人を採用するというのだ。

 なんじゃ、そりゃ。それは「我が国初の支局開設」は、報道機関としては望むことだろうが、真実、公正な報道活動ができるよう、加盟新聞社とNHKが協力して維持する非営利の社団法人組織として設立された(同社HPより)会社としては、どうだろうか?

 まあ、共同通信社配信の記事を見る限りは、到底「真実、公正」とは思えない。今回の、平壌支局開設も、反米、反日の偏向報道姿勢が、北朝鮮に好感をもたれたのだろう。

 これからは、共同平壌支局との記載がある記事は、朝鮮中央通信発と読み替えて読むべきである。

 恐るべし、北朝鮮情報戦略!外務省もマネしてみろ!


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