いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年08月05日(土) 危うく、業務上過失傷害罪!!

 昨日の朝方、地元の狭い路地を車で走っていた。スピ−ドにしたら時速10km〜20kmというところだろうか。すると、右側わき道から全速力で女性の運転する自転車が進入してきた。

 あわてて、急ブレーキをかけるが、車体は女性の自転車に接触。そのはずみで彼女は路上に倒れた。車を停車させ、駆け寄り声をかける。私「救急車を呼びますから、ちょっと待ってくださいね」彼女「いえ、ぼっとしていてすみません。大丈夫ですから‥」私「いえ、後で、後遺症が出るといけないので、とりあえず呼びましょう」彼女「本当に大丈夫ですから‥」

 それでは、万一症状が出たら連絡を下さい、ということで私の自宅の電話と携帯の番号をお渡しして別れた。

 彼女の道路は狭く、「止まれ」の表示を無視してのノーブレーキでの進入。こちらは最徐行での走行。明らかに、原因は誰にも明らかだ。が、これが、保険業界の保険請求となると違ってくる。過去の経験(日本損害保険協会上級資格)からすれば、5:5かへたすれば、4:6の割合で当方(自動車側)の過失になるだろう。

 兎に角、歩行者、自転車対車の場合、圧倒的に車が不利である。過去に、酔っ払って道に寝ていた弁護士をはねて死亡させた運転者に2億円もの賠償判決が出たことがある。「注意義務違反」だそうだ。

 今回は相手の方が、常識のある方で救われたが、場合によっては「業務上過失傷害」事件の可能性すらあった。

 防衛運転(相手にぶつかられない運転)の必要性を感じた一日だった。


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