2006年06月15日(木) |
49人出席、発言は3人@大田区国民保護協議会 |
今日は、防災・安全対策特別委員会が開催された。新メンバーになってはじめての委員会なので、皆知っているが自己紹介から始まる。委員長には、共産党が辞退したため(詳細は過去の日記参照)、副委員長の予定だった、湯本良太郎議員が繰り上がり、副委員長は、ベテランと冨田俊一議員である。
所管事務報告で、面白かったのは、第一回大田区国民保護協議会の議事録だ。これは、国民保護法に基づいて設置された協議会で、警察、消防、自衛隊、電力、ガス、鉄道、電話、町会、消防団など53名の委員が区長より委嘱を受けて、大田区国民保護計画について、区長の諮問に答えるものだ。
今回は、49名の委員が出席し、発言したのは、司会者と議長たる大田区長、委員側では、区議会特別委員長、蒲田医師会会長(代理)の2名が質問、議長よりの質問に、消防方面本部長が答弁し、結局3名のみであった。
そして、この第1回の協議をもとに、国民保護計画の素案を作成するそうである。3名の委員の発言も、保護計画についての提案ではなく、質問であった。国の法令に基づいた協議会なので設置せざるを得ないのだろうが、49人もお歴々が参加していて、発言3名というのは、異様ですらあるし、必要なのかも疑問だ。
ちなみに、公務員以外の委員には協議会1回につき、費用弁償15000円が支給されている。(会議時間1時間)
次回は、いよいよ素案の審議である。区民の生命財産を守る重要な計画素案だ。どうか委員各位には、それぞれのお立場からの活発な議論、提言を期待したい。
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