いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年05月31日(水) まただよ!おしゃべり自転車指導員さん!

 蒲田駅の東西は、慢性的な放置自転車天国である。区では年間2億もの公費を使い、3万台以上を撤去しているがイタチごっこで、それ程の効果はあがっていない。放置をモラルや撤去で解決するのは『根治療法』ではない、というのが私の持論だが、大田区トップは『駅前は大田区の床の間』と譲らない。

 その対策の一環として、蒲田駅前には『大田区放置自転車指導員』という制服をきた再雇用職員(定年後)と、ガードマンが配置されている。この職務については再三この欄でも指摘をし、関係管理職には注意を喚起してきたところだ。

 今日は五月晴れと言うよりは、夏のような日差しだった。月末と、決算申告期限が重なって、いささか怒り気味で蒲田東口の銀行に。あちゃ!見てはいけないものを見てしまった。いつもの、おしゃべり指導員さんだ。今日は、帽子を路上に置いて、おしゃべり中。今までは、担当管理職を通じて注意していたが、こう再三では許せない。『おしゃべりしないで、仕事しようね』と注意すると、おばさん(いつも男女でおしゃべり!)の方が『おしゃべりなんかしてないわよ!』と。

 さっそく、所管センター長(部長級)に電話で、報告し、再三の注意でも改善されないようなので、この『放置自転車指導事業に支出した公費を大田区に返還せよ』との監査請求をすると通告した。

 一昨日の、西行政センター土地取得については、ある区議会議員が再三資料を請求したが、出てこない。そこで、議員としてではなく、区民として『公文書情報公開制度』を利用して入手するという『事件』があった。

 今度は、働かない職員を改善するのに、議員が監査請求を使わなければいけないとは、どうなっているんだろう。

 ただ、立っているだけでお給料がもらえるという環境は、そこで働く人々の『人間性』に対する冒涜だと思っている。40年近く、公務員として働いて再雇用された人々には『人のためになっている』という、達成感を与えるべきが管理職であろう。

 私(放置自転車指導員)がいて、駅前がきれいになった、と思えるミッションを与えず、ただ、再雇用の職場を作るというのでは情けない。

 再三申し上げているが、駅前の放置地域に白ペンキで駐輪帯を作り、指導員さんたちに、100円を集金させ駐輪を『合法化』する。そして、そのうち30%を報奨金で割り戻す。すると、1日200台も集金すれば、6000円の報奨金となり、月20日勤務で12万円。そりゃ、おしゃべりしないで頑張るでしょ!


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