2006年04月18日(火) |
ハンドポケットで世間話に熱中!@放置自転車指導 |
今日は朝6時半から、企業経営者の勉強会と朝食会に出席した後、早めに区役所に登庁した。特別委員会まで少し時間があったので、駅前にある銀行まで用事にでかけた。
銀行の入り口に、蛍光色のウインドブレーカーを着た初老の男女二人が立ち話をしている。男性はハンドポケットで、ウインドブレーカーと、中に着ている作業服のチャックを開けたまま。何やってんだろうと思いながら、銀行の中へ。約30分後、用事が終わって外にでると、同じ光景のままだ。
流石に不思議に思い、彼らの着用しているウインドブレーカーの背中の文字を見た。な、なんと『放置自転車追放 大田区』とあるではないか。放置自転車の指導員たる区職員だったのだ。しばし様子を見るが、立ち話が余程楽しいのか『放置自転車』の指導に動く様子はない。
その場で注意するよりは、現実を管理職に見せようと区役所に戻り、そこらじゅうに電話した。所管の南ちなみ整備課長、職員課長、企画財政課長、道路公園課長、と内線をかけまくり、道路公園課長をゲットして、駅前まで同行をお願いした。
残念ながら、南まちなみに電話したところから『情報が漏洩』したのか、または、9時半から『本格実施』だったのか、彼らは別の場所に移動してしまった後だった。
事情を説明し、注意喚起と再発防止を課長に依頼したが、その後、課長からは『青いジャンパーであると、民間委託のガードマンです。』と、言い訳電話があった。『課長さん、あの色は、どう見ても黄緑の蛍光色(区職員が着用するもの)ですよ。目の検査されたほうがいいですよ。』と申し上げた。
そして、通報してから、7時間以上過ぎた閉庁間際に、所管南まちなみ整備課長から以下のような電話があった。
調査したところ、再雇用(定年後さらに雇用される制度)の大田区職員であった。本人も反省している。なお、このキャンペーンは、毎週3回午前7時半から区職員により行っており、その以外の日は、民間ガードマンにより実施している。
ガードマンだろうが、再雇用職員だろうが『大田区』と名の入った服を着用している以上、区民からみれば『区職員』である。全員が、区役所を代表している、との心構えで仕事をして欲しい、と要望した。さらに、以下の言葉も付け加えた。
犬伏という性格の悪い議員が、毎週3回朝、デジカメを持って駅前をウロウロしているから、気を付けろ、と職員にアナウスしてください。
行くか行かないかは別として、抑止効果はあるはずである。おいらは、自衛隊の存在と同じか‥ふう〜
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