いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年04月01日(土) あきれた元総理と国家の為に殉じた外交官

 また、あのポマードおやじの愚行が報道された。橋本龍太郎元総理大臣が、日中友好7団体の代表として北京を訪問して、胡国家主席と会談したらしい。そして、その席で、胡主席は『日本の主導者が、これ以上靖国参拝をしなければ、首脳会談に応じてもいい』と。ふざけるな!

 橋本元総理といえば、8年前に中国女性工作員との『親密な関係』 を国会で認め、その年に彼女の地元と北京の病院建設に26億円ものODAをつけた前歴がある。中国の諜報機関が『女』を使って、相手に接近して、抜き差しならなくするのは常套手段である。(中国に限ったことではない‥)

 彼女の働きは、26億円に留まらず、一国の元総理に、国家主席のメッセンジャーをさせる、という偉業をも成し遂げさせたのである。橋本氏は、きっと中国政府の好意で、北京で彼女と熱い再開を果たしたのではないだろうか。

 反面、上海の日本総領事館で、中国公安当局に、カラオケで知り合った女性を餌に脅された外交官(電信官)は、執拗な中国側の脅しに、大使館館員の出身官庁一覧を渡してしまった。そして、次は、日本本国との通信に使う、通信システムと、暗号を持って来い、と要求され、死を持って国を守ったのだ。

 方や、公務員として最高の給与をもらっていた総理大臣。一方は、一介の官吏である。哀れかな、上海の電信官氏。

 平和、平和と叫んでいる人々に問いたい。無防備都市宣言をしたり、憲法9条を堅持すると、このような事態は、きっと防げるんでしょうね。そんな訳ないだろう!

 国家として、誇りを持って毅然とした外交をすすめ、守るべきは守る、主張すべきはする国家が、真の平和を作れるのだ。

 一国の総理大臣が、工作員の女性とホテルに入るのを止めれないこと(彼女が来日した場合は、ホテルオークラが定宿だとか‥)、電信官への中国公安職員の接触を察知できないこと。我が国の、防諜体制と公安当局の体たらくは、即刻改善する必要がある。


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加