いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年01月22日(日) 老人会は、男女共同参画に反する?女性ばかりだ

 今日は、地元の老人会の新年会があった。80人ほどの参加者のうち、男性は10名余り。残りは女性である。いくら女性が長寿だといっても、この差ほどないだろう。

 そして、女性陣は元気である。合唱サークル、踊りのサークルと、日頃の練習の成果を披露する。が、男性陣はといえば、カラオケスナック定番のカラオケだ。

 これは、老齢人口の男女比の問題ではなく、男女のライフスタイルの相違からくるものだろうと思う。つまり、男性は現役時代、地元の町会や地域活動などとは縁遠く、ただひたすら会社と自宅の往復だけだった。(このような方々を、私は「パートタイム区民」と称している。)

 ところが、女性は、保育園、小中学校のPTAなどを通じて、地域の方々と、若いうちから交流があった。だから、高齢者となっても、地域の老人会などに誘い合って出席できる。ところが、会社人間の男性は、会社の名刺がなくなると、もはや地域には友人一人いない。従って、老人会にも出にくい、こういう構図ではないだろうか。

 今後、団塊の世代が大量に退職してくる。この人々を、地域は手を広げて受け入れる準備をせねばならないし、行政も、彼らの地域共生の仕組みを考えていかねばなるまい。

 

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