2006年01月17日(火) |
なぜこの時期に‥?ライブドア堀江社長強制捜査 |
以前、旅行会社を経営していた時、東南アジアの某国の警察など官憲が、チップで簡単に動くことを何度の体験した。入国審査は、一人$1(団体の場合)で、閉まっているゲートを開けてくれる、観光バスの先導にパトカーを依頼するのは、概ね$10〜20.警官の制服一式$100、ボデイーチェック無しは$5、などである。この国から帰国すると、我が国の官憲は、なんて清廉潔白なのか、と安堵したものだ。
が、最近の一連の地検の捜査を見ていると「大きな力」が働いているような、嫌悪感を感じる。
その1.は、政治的に大きな影響と指導を頂いている、尊敬すべき西村真悟代議士の逮捕劇である。2年前の事件が、日朝国交正常化前に突如逮捕という「絶妙のタイミング」。(本件については、邪推を昨年書いた)
その2.は、昨日からの「ライブドア事件」である。昨年6月の証券取引法違反事件が、なぜ、今なのか。ヒューザー小嶋社長の国会証人喚問の前日という、これまた「絶妙なタイミング」である。
そして、二件の共通点は、警視庁や大阪府警といった「自治体警察」ではなく、地方検察庁特捜部という「国家組織」が捜査している点である。
今回のライブドア事件報道で「得」をするのは誰だろうか。まずは、小嶋社長の国会中継の反響が薄まることにより、安堵する人々。ライブドア堀江社長の行動に不快感を持つ人々。
前者には、多くの「大きな力」が存在するだろうから、可能性は高いだろう。後者は、というと選挙区の対立候補は、元警察官僚だが現在野党だし、 時の総理とは「仲良し」のようだ。
いやいや、かの国の官憲と我が国のそれとはレベルが違う。きっと、たまたまだったに違いない。いやそうに決まっている‥
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