いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年11月22日(火) 使えねえな〜東京都医療情報センタ−(ひまわり)

 一日の仕事が終わって、帰宅すると、飲食店のバイトから携帯に電話があった。曰く「父が倒れてどうしたらいいか。今日は出れない」という。その前は「母が倒れた」と言って何回か遅刻したり、突発で休んだ前歴がある女性だ。きっと、そうであろう。しかしだ、どんな状況でも、社会人そして果たさねばならない責任がある。

 昨今の日教組的教育は、その義務は無視して「権利」に重点をおいて来てしまったところに我が国の国家的病巣がある、と言ったら民主党に怒られるだろうか。

 さて、まあ、仕方ない。経営者としての「お客様に対する義務」として、店に出かけた。彼女のかわりに皿を洗うために‥

 ところが、洗いはじめてすぐに、ビールジョッキが目前の棚から二つ落下して、途中で割れて、破片が我が右手の中指を直撃した。潜血が飛び交ったが、私以外に皿を洗う余剰人員はいない。止む無く、指の根元にゴムをまき、止血をしてゴム手袋をして洗いを継続した。

 ところが、指の先は紫になるは、手袋の中は血だらけになるは、尋常の状態ではなくなったのだ。社員の勧めで、近くある医師会の夜間診療所にいったが、こちらは「夜間」ではなく、「休日診療所」で、本日は休み。

 104番号案内で、東京都保険医療情報センタ−(5272-0303)を教えてもらい電話するが、テレホンサービスで、例の「数字の1を押してください‥」というもので、まどろっこしい。オペレーターにつなぐ、というのを選んだら「混み合っていますので、後ほど‥」とのアナウス。バカ野郎!早くしろよ。出血多量で死んじまう!

 またまた、104で消防庁テレホンサービス(3212-2323)を教えてもらい電話するが、こちらは、いくら呼び出し音がしても出ない。119番という選択肢もあったが、本来の救急業務を邪魔してはいけない。最後の頼み!蒲田消防署に電話して「外科の当直のいる病院を教えて」と言うと、いとも簡単に教えていただいた。

 なんじゃい、地元消防署には申し訳ないが、緊急の医療機関情報を肉声で聞きたかったら、上記のテレホンサービスは使えない。最寄の消防署が一番頼りになる。

 さっそく、うかがった羽田の病院にいくと、即座に縫合4針とあいなった。センセイ!痛い!痛い!麻酔注射の針が痛い!


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