いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年10月31日(月) 顔〜人相〜この不思議な力

 色々な場面で、様々な立場の人に出会う。そして、様々な「顔」をされる。長い人付きあいの経験から断言できるのは、顔(人相)その人の性格などは、ほぼ一致するものだ。

 世界中の不幸をしょいこんでいるような人相をしている人に、明朗快活な人はいない。さらには、顔は、その人がどんな人生を歩んで来たか、の証明書だとも思う。決して親のせいではない。それは、背が高いとか、やせているとかは遺伝子の影響が大きいはずだ。しかし、人相は後天的なものだ。その人が、努力したか、学んだか、遊んだか、厭世的なのか等、生き様が顔に現れる。

 毎月月末になると「多重債務者」として、いくつかの金融機関に返済に出かける。この担当者の「顔」も様々でおもしろい。金融機関にとっては、当初の約定より遅延している「要注意先」いや「破綻先」の債務者だから、内心は「不愉快」だろう。

 ところが、満面の笑顔で迎えてくれる支店長がいる。反面、犯罪者を見るような目つき、声で対応する金融機関もある。実に面白い人間模様である。前者のような支店長がいると、ATMで入金出来ても、ついついご挨拶をしに窓口をたずねる。さらには、お客さんも紹介し、返済も「ここだけは」早く終わらせよう、との気持ちにさえなるもんだ。

 お役人でもそうだ。どうせやるんだったら、区民が喜ぶ対応をすればいいのに、わざわざ怒らせるような対応をする。きっと、顔つきも悪い、つまらない人生をおくってきたんだろうな、と哀れんでしまう。

 飲食店のアルバイトやパートも同様である。満面の笑顔が出来る者、逆に不愉快な顔でお客を迎える者。結局は、後者は職を失うことになる。自業自得である。

 こんな言葉がある。幸せだから明るいのか、明るいから幸せなのか?
私は、後者である、と信じている。笑顔をすることにお金はかからない。いつもニコニコ笑顔で応対。きっと、「しあわせさん」も、そんな人を見捨てないだろう。

 さあ、私の顔は、どう映っているんだろう。ニコー!


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