いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年04月19日(火) いぬぶし議員、老人をいじめる?

 今日は、特別委員会が午前中あった。不毛な提案、議論を2時間行う。委員会調査の範囲が広いことと、焦点を決めずに話しているので、お互いの弁論大会になってしまうのだ。

 偉いのは、議会事務局の書記さんである。この委員会の中間調査報告書の案文が回覧されたのだが、あれだけ「あっちこっち」に飛んだ意見やら議論を、いかにも「らしく」まとめているのだ。さすがは公務員。たししたもんだ!

 さて、委員会終了後、1時に見知らぬ区民の方とお会いする約束をした。どうやら、インターネットで私を見つけて「お役人の天敵」として、相談事があるらしい。事前に頂いたFAXの文章から高齢の方のようだ。

 時間前に現れたその方は、多くの書類にノートパソコン持参だった。お歳は優に70歳を超えているだろう。開口一番、昨今の情勢やら、お役人の失態を攻め立てる。そして、資料集から、大田区役所の写真やら資料を示し、「あんた、このような事をどう思うか!」と、詰問調できた。

 最初は、だまって聞いていたが、これにはきれた。そして、以下のように話し、席をたった。

貴方はケンカを売りにきたのか。相談にきたのではないのか。お役人の実態について議論したり、叱責するのなら、別の機会にして欲しい。だいたい、あなたの態度は無礼だ。ふざけるな!失礼する。

 こう捨てゼリフを残して、応接室をたったが、どうも後味が悪いので、再度戻って、すこしばかり穏やかに話しをした。

議論はやめよう。あなたの要望、相談は何か?

 こう聞くと、散々、お役人の悪口を言っていた彼の口から「本来の相談」が話された。具体的な内容は話せないが、確認を約束でいてお引取り願った。

 最初の「ふざけるな」という声が、応接室の外を歩いていた他党の議員に聞こえたらしく、心配したこの議員が、同じ部屋の田中けん議員に「犬伏さんが老人をいじめているようだ。止めにいったほうがいいんじゃないか」と
駆け込んでくれたそうだ。

 大丈夫!票は減らすかもしれないが、手は出さないから…


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