2005年03月08日(火) |
住民税などがコンビニで払えるようになります@大田区 |
窓口対応、電話の出方など、最近みるみる良くなって来た大田区役所。船井総合研究所の船井幸雄さんが、講演や著書でいつも述べていること。それは「良循環の仕組みづくり」だ。
世の中も会社や団体も、悪循環から良循環に方向が変わると、どんどん良くなる、というものだ。正に、大田区役所も、大田区職員も、振り子が「良」に向かっているのかもしれない。
区民サービスの「良循環」のひとつとして、4月1日から、住民税等のコンビニ収納が始まる。ネット通販や、民間の支払いでは御馴染みのコンビニ収納も、公金での導入例はまだまだだ。
東京都水道局などは、支払い期限後は郵便局や銀行では受け取ってもらえず、営業所なで行かなければならない。公営「企業」とは思えない、CSの低さである。
お隣り品川区に比べて、地味な大田区、頑張った。一部の税目をコンビニ収納にしている区はあるが、これだけ収納できるのは、23区で大田区が初めてだ。
対象税目:住民税(特別徴収当初分は除く)、軽自動車税、国民健康保険料
次なるは、クレジットカード決済であろう。今や、警察窓口でレッカー移動の費用すらカード払いが出来るのだ。税金もカードで払えてもいいだろう。利用者はカードのポイントがつくので、納税促進の一助になるかもしれない。問題があるとすえば、カード会社に払う手数料だが、これとて、公金であることを理由に減額交渉をすればいい。
年間、数十億円の公金の「時効」が発生している。であれば、手数料ぐらい払っても、納付環境の拡大を計るべきであろう。
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