2005年02月04日(金) |
やるね〜大阪市職員労組!公務員組合の鏡だ |
大阪市役所職員の、すばらしい公務員天国ぶりが全国に報道され、市改革委員会は総額180億円の削減策を発表した。ところが、今まで事前に労組側に根回しをしてから発表する、という慣例を破って、発表したころに労組側は猛反発。あきれた感覚にはビックリ!
まあ、全国3200余りの地方自治体には多かれ少なかれ「厚遇」が存在している。大田区で私が見つけた主な「厚遇」は以下のようなものだ。
*全職員に「職場助成費」という名目で8000円が支給(総額5000万円)⇒廃止 *定期代が1ケ月単位で支給(6ケ月単位との差額はポッケへ)(3000万円)⇒6ケ月単位での支給に変更 *東京ドームのシーズンシート保有(16席)(554万円)⇒廃止 *勤務時間中しか営業していない職員専用理髪店、旅行会社カウンター⇒旅行会社は廃止 *図書券、ハイウエイカードなど年5000円支給(3000万円)⇒現状維持 *退職日に全員昇給(毎年120名程度)する名誉昇給(4000万円)⇒廃止 大阪市ほどではないにしても、民間からすれば(というと職員は、民間大企業はもっと厚遇だ、と抗弁する。大企業は、もっと働くぜ!)大田区も厚遇であった。
大阪市労連の書記長さんの記者会見での発言は、正に公務員のおごりを感じざるを得ない。「使用者(市)が交付金を出さずに福利厚生が出来るのか。」おいおい、程度の問題でしょうよ。恐るべし、既得権益意識。
大阪市の改革委員会の委員長は、極道の妻から弁護士になった大平光代氏である。ぜひとも、弁護士時代に培った不良少年更正の経験を生かし、「お役人根性」の更正に努め、市民感覚を訴えて欲しいものだ。
頑張れ!大平助役!
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