2005年01月28日(金) |
お役人と売国放送局NHKのコモンセンス |
あの憎たらしい形相の売国放送局NHK会長さんがお辞めになって、よしよし、と思っていたら高額退職金(1億2千万円)と顧問就任と聞いてあきれた。しかし、流石に世論はまともだった。6500件の苦情がNHKに届き、顧問就任を辞退した、というのだ。ついでに退職金も辞退せい!まったくNHKのコモンセンス(常識、良識)を疑う。
受信料支払い拒否の受付窓口は⇒0570-077-077(NHKコールセンター)1万人が不払い運動をすれば、退職金分が減収になる。
さて、今日は区役所お役人のコモンセンスを疑う事件(?)が2件あった。
1件目: 区内にペットボトルで吸殻入れを設置し、回収して下さる団体から「区長への手紙」が届き、それに区長名で返事を出した。その返事の文面がおかしい、というクレームがこの団体からきた。区長の署名があるその手紙は、「お手紙拝見しました。」と書き出し、いきなり本文にはいる、というまったくビジネス文章の決まりごとを欠いていた。民間では、謹啓 時下益々ご清祥の段云々、と書くのが当たり前だが、お役所には、このコモンセンスがない。そうではない、と広報公聴課長は弁明していたが、所詮、お上から愚民に返事を書いたということだろう。封筒も、相変わらず区の茶色の封筒で、大田区役所広報公聴課と印刷されていた。手紙のTPOもわきまえていない。
2件目: 26日の日誌で書いた件で高齢福祉課長との面談した。レセプトを返戻しないで決済できる制度は認めたものの、「あくまで医療機関に責のない場合」のみだ、といいはる。出来るけれど、自ら(大田区)に落ち度があった場合のみの「特例」であり、医療機関救済には使わない、ということらしい。そこで「東京都から指導があったらどうする?」と意地悪な質問をしたら、従うそうだ。上等じゃん!そうしてあげるよ。待っててネ!
いずれの課長さんも、人間的には立派な方だし、私よりも人生経験もある方だ。しかし、残念ながらお役人人生の中で、お役所のコモンセンスにどっぷりつかってしまっているから、こちらの言い分が「ヤクザのなんくせ」ぐらいにしか理解して頂けないようだ。
おまけのもう1件: あるNPO団体から、タイ現地視察ツアーのご案内が議員に配られた。この団体が実施している、タイ・カンボジア国境のある事業(津波とは無関係)の状況を見にいく、という趣旨だ。問題点は2つある。一点目は、今、津波の被害対策に追われているかの国に、事業を手助けにいくのではなく、緊急性のない「視察」に行く時期だろうか。ニ点目の問題。案内書には総費用15万円、航空運賃8万円とあり、航空運賃はタイ航空のご好意で割引になっている、とある。同じ出発日のタイ航空の運賃をネットで検索してみると、HISで58000円、他社でも大体6万円であった。この団体の事業目的にはおおいに賛同するのだが、残念ながら、ここにも、一般社会とボランテイアという崇高な方々のコモンセンスの相違がある。
これらの事柄と区民とのコモンセンスの乖離をうめる仕事が議員だと思っているが、はたして議員のコモンセンスは区民から見たらどうだろう…
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