2005年01月20日(木) |
またかよ!臨海斎場「最後のお別れ」省略 |
大田区と周辺の4区が昨年開設した臨海斎場で、昨日友人のお父上の葬儀があった。ご本人も長く町会役員を務められ、友人も大田区内で幅広い活動をされていて、お通夜には500名を超える人々が駆けつけた。
残念ながら、本日の告別式は欠席したが、式に出席した多くの参列者から異口同音に「最後のお別れ」がなかった、と聞いた。
おいおい、ふざけるな!随分前にこの問題は解決済みだろう。 これは、火葬炉に棺を入れる前に、お棺の窓を開けてお別れする例のあれである。以前調べてみると「当斎場では行なっていない」との返事があったので、担当課長に猛烈に噛み付いた。「ここは、人生最後に関わるお役所だ。それを事務的にするな。あんたのお父さんが死んだら、お別れしたいだろう」と、改善を約束させ、さらには、「お別れ」できますよ、との通知文を区内の葬祭業者宛に郵送した。
ところが、まただよ。お役所の体質に「のど元すぎれば…」というのがある。まあ、会計も単年度主義だから、そういうDNAが仕上がるのかもしれないが、兎に角、言い続けないと、民間の感覚にはなかなかならないのが、お役所である。
先週に書いた、学校教員の自動車通勤なども好例であろう。大騒ぎして見張っていると止めるが、ほとぼりが冷めると、またやり出す。そこで、また騒ぐ。この繰り返しで変えていくしかない。
お役人との戦いは忍耐との戦いでもある。変わらなかったら、変わるまで言い続ける。あきずに、繰り返し繰り返し、同じ事を手を変え、品を変え。そのことが、きっと国すらも変える、と信じて…
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