いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年10月01日(金) デパートのエレベーターかと思うような親切な区職員

 この日誌でも、また議会での質問などでも『いかに多くの区職員が社会的な礼儀作法をわきまえていないか』を訴えてきた。勿論、マトモな職員さんも多いが、おかしな職員が目立ってしまうのだ。

 特に、敬語、お客様(区民)に対する接遇は、まったくなっていない。さわやか区役所運動などというものが始まったらしいが、残念ながら『朱に長らく交わった人々』には、なかなか浸透していかない。

 ところが、である。先日、区議会10階に行こうとエレベーターに1階から乗った。高齢者から若い方まで何人かが同乗した。すると、操作盤に近いところにいた区職員バッチをつけて男性が『何階ですか?』と各人に聞く。

 『何階お願いします!』と区民が言うと『はい、何階ですね』と復唱する。そして、その階が来ると『はい、何階です』と。民間の教育が行き届いている会社ではあたりまえかもしれない光景だが、区役所では初めて出会った姿だ。

 彼は、8階で降りて右(南側)方向の職場に向かったが残念ながらバッチの名前が読めなかった。年のころ40歳前後だろうか。こんなステキな職員さんもいるんだ。とても嬉しい、そしてすがすがしい気分になった。

 エレベーターが来ると、われ先に乗り込む幹部も目にする区役所で『特別昇給』に値するぐらい珍しい行為に感謝!

 しかし、『珍しい』ということ自体が問題だな〜


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