2004年09月03日(金) |
露学校占拠事件、日本の平和ボケ教員は何と言うのだろう |
ロシア南部、北オセチア共和国で学校がテロリストに占拠され、200人を超える死者が出た。その大多数が子供たちだったことを聞くと、怒りが収まらない。テロリストとは一切交渉に応じない、とするプーチン大統領の姿勢は、国際社会の常識だが、日本では「非常識」に映るだろう。
平和ボケ教員や、エセ人権主義者などは「プーチンの強権政治の結果だ」とか、「ロシアがチェチェンに侵攻しなければ…」などとのたまうのだろう。あきれて物が言えない。
そういえば、大阪市だか、あの辺で「無防備都市宣言」の直接請求が行われる、との新聞報道を読んだ気がする。これは「この地域は、無防備です。戦いませんから狙わないで!」という宣言らしい。本気で、こんなことを考えているヤツがいるとしたら狂気の沙汰である。
警察をなくしたら、泥棒がいなくなるか?家にカギをかけないと、空き巣は入らないか?消防署を廃止したら火事は起こらないか?こんな稚拙な例を出すまでもない。現代の戦争は、一地域だけが安全などということはあり得ない。
この例で行けば、学校占拠は起こらなかったはずだ。なぜなら、学校は無防備だから。しかし、事件は起こった。再三言っている。国際社会、政治は夢物語ではない。「平和!平和!」と叫んでいても、平和は維持できないのだ。
軍備はないほがいいに決まっている。しかしだ、このような事件は世界中でおこいている。お隣には、犯罪国家北朝鮮もひかえている。こうしている間にも、航空自衛隊のレーダーサイトや、航空基地では、国籍不明機に対して領空侵犯措置(スクランブル)を行っている。
平和ボケ教員や、平和運動家の皆さん、あなたの子供がこの学校で亡くなったら、それでも「無防備」を訴えるだろうか。もし、そうだとしたら、それこそ「非人間的」だ。
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