2004年08月29日(日) |
狙撃手いぬぶし、頑張る! |
訓練3日目。今日は日曜日。小松基地所在部隊は休み。通常は6時にけたたましく鳴る起床ラッパも今日はならない。ただ、我々、予備自衛官は訓練のため、8時には集合する。
今日は、午前中、VADS(バッズ)という対空火器の操作訓練。午後は、小銃の実弾射撃だ。このいずれも民間では絶対に体験できない。そして、我々予備自衛官の有事の主任務になるであろう訓練だ。
航空自衛隊と言うと「飛行機操縦できるの?」と聞かれるが、空自4万人の隊員でパイロットは一割もいないと思う。戦闘機や輸送機、救難機などは航空自衛隊の任務遂行のツールではあるが、すべてではない。
多くの隊員が、警戒監視(空の見張り)、高射群(ミサイル部隊)に勤務し、ここ小松のような戦闘機部隊でも、航空機整備、武器、機上電子、輸送、施設など様々な職種がありパイロットではない。
とくに有事には、航空団やレーダーサイトを敵の空襲から防衛することが重要になると予想されるが、平時には無用の仕事だ。そこで、われ等予備自衛官の出番である。
今日は、そのうち警備用火器である小銃の実弾射撃を行ない、検定射撃では、10発50点満点の36点で、35名中上位に入った。まだまだいけるじゃん!
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