いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年07月15日(木) 意思決定のプロセスは?わかりません…

 今日は定例の常任委員会が開催された。5年間続けた都市整備委員も6年目に入った。役人の課長を含めて、6年もこの委員会に所属しているのは私だけだ。そういう意味では、「族」かもしれない。(国会のようにおししい話はないが…)

 本日は、1時間委員会を開催し、その後「ふるさとの浜辺」埋め立て現場を視察する。

 今日のエポックは、世田谷区と大田区が設立した(財)多摩川緑地広場管理公社の土地購入についてだ。この公社が地主から借用していた駐車場用地を、世田谷区と共同で、2億4千万円余りを区一般会計から支出して買った、との「報告」があった。

 そこで質問した。なぜ買ったのか?答えは、売り込みがあったから。では、2億余りの区一般会計を使うにあたって、どのようなプロセスで「意思決定」をするのか、と質すると「従前より駐車場であったので…」と、答えにならない答弁だった。しつこく聞くと、他の議員さんより「委員長、議事進行の動議!」と、発言を制止された。そして、今のような質問には、部長や課長は答える必要はない、との趣旨の発言をされた。さらには、議会では「聞いていいことと、悪いことがある」とも。

 これにはビックリして、議会議員が聞いていけないことは何ひとつない、それに答える答えないは役人の勝手である、と応じると「議会のマナーだ」と言われた。結局、この質問の答えはなかった。答弁できない事情でもあるのか…


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 その後、ふるさとの浜辺に向かう。区所有のバスに、人材派遣の運転手さん。きっと、以前ダンプか、トラックを運転していたのだろう、人が乗っていようが、ハンドルは切る切る、ブレーキは踏む踏む!いや、お役所のバスですもん、いいんですよ、それで。

 到着した、ふるさとの浜辺は、沖合いに見える工場群さえなければ、沖縄か白浜かと思えるようなきれいな砂浜だった。ずっとこの埋め立てに反対していた会派の議員さんも「いや〜いい浜辺だね!」と感嘆。

 都会の中のオアシスとして、多くの区民が寛げる場になって欲しいものだ。


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