「三つ子の魂、百まで」等と書くと、ジェンダーフリーやら、フェミニズム奨励の皆さんから「三歳神話(三歳までは、母親のもとで保育すべし)」でも書くのか、と怒られそうだが、そうではない。
幼少時に身についた習慣は、いくつになっても変わらん、という好事例が今朝、我が身の上におこったのだ。
私は、小さな時から、何故か「ギリギリ症候群」に感染していた。夏休みの宿題は、大体、8月31日にとりかかる、電車は発車数秒前に間に合えばヨシと思っている。依頼された原稿は、相手がしびれをきらして「督促」されてから書きはじめる、という具合だ。
貧乏だが、ガス代や電話代が払えないほどではない。が、我家の電気、ガス、電話はここ2年間で、何回止まっただろうか。ちなみに、すぐ止めるのがNTT、次が東京電力、そして東京ガス。相当ためても大丈夫なのが水道)
前置きが長くなったが、今朝は、午前5時から「朝起き会」で、「元を忘れず、末を乱さず」というテーマで、お話をすることになっていた。起床午前4時20分。まだ、間に合う、とばかり、もう数分寝る。そして、着替えて、6万円のマイカーで出動。おっと!ガソリンがない。まあ、もつだろう、と出発。
会場まで、残り1キロ。プスプス‥愛車は、ただの鉄の箱に化した。道路上だったので、一人、車を押し、歩道上にのせ、「故障中」の紙を書き、会場へ走る、走る!時間厳守の、この会の開始まで、残り4分。早朝の商店街を、全力疾走で走る、ス−ツ姿のオヤジ。その姿を思い出すだけでも恥ずかしい。どうみても、明け方、間男が、ダンナに見つかって命からがら逃げている図だろう。
結局、時間には間に合ったが、この顛末を会場でお話して「元を忘れず」つまり、車に感謝して、ちゃんと整備し、ガソリンを入れなくてはいけません、てなトンチンカンな内容の話になってしまった。
ガソリンを買いにバイクを貸してくれたHさん、ありがとう。 反省して、これからは、期限を守る!点検をするなど励行します!
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