2003年12月03日(水) |
わかんねえよな〜エセ民主教育「教員」さん! |
日野市の市立小学校の音楽教員が入学式で君が代の演奏を拒否し、都教育委員会から戒告処分を受けたのは、思想・良心の自由に反する、として東京地裁に提訴し、本日棄却の判決が出された。
判決理由では「全体の奉仕者である地方公務員は、思想・良心の自由についても、職務の公共性において制約を受ける。学校教育法などで国歌の斉唱が求められている」と、国歌斉唱を教員にさせる職務命令は適法として、教員の訴えを棄却した。
左翼系法曹の多い中、極めてまっとうな決定である。私も再三、議会で発言をしている。教員にも、勿論、思想・信条・良心の自由はある。ただ、それは、公務を離れて、個人として活動している時に限定されるもので、公務員として、税金から給与をもらっている時間は、当然、法を守り、国旗・国歌を尊重すべき義務を負う。
ところが、これら我がまま教員は、子どもたちには「規則を守りなさい」と教えているくせに、自分のこととなると、すべてご都合主義になる。自分たちが嫌なもの、気に入らないことは、法律が何と言おうと、無視。都合のいいことは、法律に基づいて権利を主張する。
そして、教育委員会や学校長も、余程でない限り「無用なトラブルを避ける」ため懲戒処分はしない。いや、ひょっとしたら、懲戒処分をせずに、穏便に済ますことが管理者の能力、と勘違いしているのかもしれない。以前、東京都の新任人事担当課長が上司から「組合とトラブルは起こすな。そこそこの要求ならのめ。金は用意する」と耳うちされた、と聞いた。誰の金じゃい!
大田区でも、教職員組合の委員長が、法で禁止されている、上部団体の国政選挙選対幹部に就任した文書がバレたことがあった。本来であれば、懲役にもなりうる被疑者を、教育委員会は厳重注意とし、ご本人は「病気」を理由に長期療養に。(もちろん、給与は税金から出ている) 子どもたちに規則を教える教員にも「規則」を厳しく教える必要がある。大田区でも、脱法行為、触法行為をする公務員は、即刻司直に通報、法治国家としてのあるべき姿を見せるべきである。今の公務員社会は、法治ではなく「放置」である。
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