2003年11月11日(火) |
ひかえおろう!区議会議員なるぞ。議員手帳だ |
今日、議会の控え室に行くと、毎年恒例の「議員手帳」が置いてあった。今年で5冊目だが、一度も使ったことはない。衆議院手帳、都議会手帳、自衛官手帳など、それぞれに手帳があるが、この区議会の議員手帳ほど、くだらないものはない。
衆議院も、都議会も、自衛隊も、手帳内には、関係部課の電話番号、関係法規など、必要事項が書いてあるので、それなりに業務に使える。また、衆議院手帳や、都議会手帳は、議員が購入して、支持者に配り、それを、支持者がこれ見よがしに人前で出して「みろ!俺は、国会(都議会)議員と親しいんだぞ」と、自己満足に浸るグッズとしての効果がある。
しかし、大田区議会の「議員手帳」は、表紙に金文字で「議員手帳 大田区議会」と加刷しただけのしろものだ。中身は、日本能率協会の手帳で、文房具屋で市販されている。勿論、中に、区政に関することは一文字もない。単なる手帳だ。唯一、金文字だけが光っている。
他の手帳との違いを、しいて言えば、飲み屋で、おもむろに、この手帳を出す。すると、わきで水割りなんぞを作っているホステスが「エッ!お客様、議員さんなんですか?ステキ」と、のたまう。そこで、悦に入り「あれ、バレちゃった‥」などと、わざとらしく言う。こんな小道具には使える。
今あるかどうかは確認していないが、これ以外に「議会手帳」というのがあって、これは、部課長や、区議会議員OBに配られていた。いずれも、区民の税金である。本当に役にたつものであればいい。ただの手帳なら、金文字など入れずに、年末に希望者に有償で斡旋すればいい。(金文字がなけりゃ、誰も買わないだろうが)わたしゃ、いらないよ、どっちでも‥
↑ 区幹部から、もう手帳は、もらってないぞ!とのクレームあり。OB以外は、廃止したらしい。(11月14日追記)
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