いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年09月30日(火) 都市整備委員会陳情あれこれ

 昨日に続いて、本日も都市整備委員会が開催された。議案がないので、今日も引き続き、区民の方の要望である陳情の審査である。

まず、昨日視察をした案件から。

 東矢口三丁目の小林児童公園に公衆便所をつけて欲しい、との件。
小さな公園で、区は、消防庁が地下防火水槽を建設する計画があるので、それが済んでから、便所を検討する、という。大規模公園ならまだしも、近隣の方しか使用しない公園にトイレがいるだろうか。あればいいかもしれないが、財源も限られている。私は反対だ。


 西馬込駅にタクシー乗り場を設置してほしい、との件。
国道にタクシーが客待ちをしている現場を見た。確かに危険だが、場所がない。100mくらい川崎寄りに候補地があるが、はたして、そこまで歩いて行くだろうか。お気持ちはわかりますが、これは継続審査希望。

 日本たばこ社宅跡地を球技公園にせよ、との件。
約500坪の土地を区が買い取り、公園にして欲しい、と地元町会長(元自民党区議)さんも連名で訴える。当該地は、近隣の病院が老人保健施設用地として、すでに売買契約に向けた交渉中とのこと。地域だけ考えれば、公園でもよいが、大田区全体としては老健が足りない。(現在150ベット)総合的判断をする必要があるが、民間会社たるJTと、病院が交渉している所へ、割って入るのはどうだろう。

 最後は、南馬込のマンション管理組合から、自分たちのマンション立替促進のため、現行の容積率300%を600%にせよとの陳情。これは、即刻不採択にすべき、と主張した。こんなことが許されていたら、都市計画はないに等しくなってしまう。私の家も建て替えるから、おう、ウチも売却するから、容積率アップしてくれ、となって、収拾がつかなくなる。

 陳情は、お気持ちはわかるが出来ない、というものが多く、なかなか大変である。


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加