いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年07月30日(水) 議員特権(?)活用@人間ドック編

 国、地方を問わず、公務員の福利厚生の手厚いことはビックリする。大田区の職員も、共済組合だ、互助組合だ、職員文化会だと、色々な団体を通じ、血税から、スポーツクラブ、東京ドームのシーズンシート、観劇会、旅行券、勤務時間中にしか行けない理髪店など、書ききれない程の厚遇を受けている。そして、可哀想なのは、それが厚遇であると、理解できない。なぜなら、彼らは、比較する基準を知らないからだ。

 さて、公務員が左様なら、さぞかし議員はすごいだろう、と思われているだろう。とんでもない!ほとんど、何もないのだ。

 よくちまたで言われる議員年金、月額8万円も取られて、その間に厚生年金などの掛け金を払っていても、減額される。19000人の現役が、22000人の退職議員の年金の原資を払っているので、破綻は時間の問題である。

 健康保険、これは国民健康保険である。その額5万円。年間60万円。

 その他の福利厚生は何もない。職員文化会が契約しているスポーツクラブを、恥ずかしそうに使わせていただくぐらいだ。(使用人数に関係ないので、議員が使っても、負担金は増えない)

 いや、一つだけあった。人間ドックの補助。こいつはありがたい。一体、どのような規則、条例に基づいているのか知らないが、年に一回37000円を限度に支給される。意外に、議員の間でも、知らない者が多い。

 今日は、この特権(?)を使わせていただいて、人間ドックに出かけた。
結果、脂肪肝、太りすぎ、すい臓に2.5ミリのポリープ、視力0.4、騒音性難聴と、随分と出てきた。生命保険の勧誘が来ても、これだけあれば簡単に断れる内容だ。

 せいぜい自制して頑張ります!


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