いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年07月16日(水) 自衛官をなめんなよ!ボケ与党と政府官僚

 自衛隊のイラク派遣については、『軍隊を政治が恣意的に動かせる危険をはらんでおり反対』と述べた。軍隊(自衛隊は軍隊である)を動かす基本となる法律が存在せず、場当たり的に、時限立法を作って誤魔化していることは、政治の怠慢でさえある。

 さて、報道によれば、与党、政府は、自衛隊のイラク派遣を、予定していた10月下旬から1ケ月程度ずらすことにするそうだ。理由は、万一、派遣された自衛官が死傷した場合、11月9日に予定されている総選挙に影響がでる、からだそうだ。自衛官をなめんなよ!冗談じゃない。自衛隊は、日本国の名誉と国民の支持のもと、『戦地』の復興支援に出かけるのだ。政局の具にまたするつもりか。

 自衛官一人死ねば、防衛庁長官は辞任、とも報道されていた。以前、湾岸の機雷処理艦艇の指揮官にお話をうかがった。曰く『政府からは、一人も死なすな、との指示があったが、死なないオペレーション(作戦)はありえない』と。そして、この指揮官は、政府や部下には極秘で、12個の棺を湾岸に運んだそうだ。せめて、亡くなった隊員は、棺に入れて祖国まで運ぼう、との配慮だ。結果、一人の死亡者もなく、棺は不要となった。が、戦争とは、軍隊とは、死を語らずしては成り立たない。隊員一人死んだら、長官辞職、バカ野郎だな。死んだら、交通事故の補償より少ない制度を改め、武器使用基準など、せめて、死を防ぐ努力をしてから送れっていうんだ。何を考えているんだ、ボケ!

 それでいて、支持率50%超えの小泉内閣。国民もボケだ‥嗚呼


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