いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年07月13日(日) 市中引き回しのうえ、打ち首!よくぞ言った!

 長崎の幼児殺害事件。その両親を市中引き回しのうえ、打ち首にせよ!と発言した閣僚がいた、と報道で知った。そして、その発言がとんでもない、との意見もあいついでいる、とも。

 よくぞ言った!私の正直な感想である。そして、被害者の両親も同様だろう。勿論、その前時代的な言葉使いと、閣僚という立場にしては軽率かな、とも思うが、何もせず、ただひたすら選挙のためだけに生きているような輩に比べたら、随分とましである。

 どうも、わが民族は、農耕民族であるからか、議論がお嫌い。『まあ、まあ、よろしく』と、うやむやにして玉虫色決着をしてしまう。だからこそ、議論をしようと思ったら、思いっきりデカイ石を水に投げ込むが如く、極論を言う必要がある。それは、私も同様の手法を取っている。

 被害者は、実名、顔写真入りで報道される。両親も、実名でマスコミに登場する。加害者の通う学校長が、マスコミを介して、事件の侘びを述べる。成績優秀な、生徒の侘びを、だ。

 石を投げ込もう!この事件の、根本的責任は、加害者生徒の家庭環境にある。絶対に。それは、母の溺愛による、性錯誤かもしれない。両親の不仲による、愛情不足かもしれない。とにかく、家庭である。それを、学校が謝る。責任を謝罪すべきは、加害者の両親であろう。どんなに、自らの生活が滅茶苦茶になろうとも、愛すべき子どもを失った気持ちに比べればなんのその。市中引き回しにされても、親として詫びるべき。親とは、それぐらいの責任感を持たねばならぬ。そう、閣僚さんは言いたかったのだろう。いいじゃない!そのとおりだ。よくぞいった。


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