いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年07月01日(火) てんぷら油で走るバスに乗った

 今日は、多摩川清掃工場の落成式に参加した。これは、東京都から、東京23区清掃一部事務組合という、長ったらしい名称の団体が移管を受け建設した。一部事務組合なんて、まったくおかしな名前だが、この手の組合には、みな、●●一部事務組合とつけるようだ。これは、複数の地方自治体が合同で、その一部の事務を扱う組合を設立するもので、法的には地方公共団体として位置づけられる。
 英文では、なんと訳しているんだろう、とパンフレットを見ると『Clean Association of Tokyo 23』とある。簡単でいいじゃないの。日本語も、東京23区清掃組合でいいと思うけれど、きっと、お役人さんには、重要な理由があるんだろうな。

 笑ったのは、来賓祝辞で、本来くるべき都の局長の代わりに挨拶にたった部長さん『本日は、都議会定例会のため、局長がこれません』本当かい?
あなたの目前に座っている、大田区選出の都議会議員は、それじゃ、本会議をサボって来ているの?そんな訳ないと思うけどネ。いい訳もTPOを考えんと、出世できないぞ。

 午後は、生活者ネットワークの議員さんが、自由が丘を走っている『てんぷら油で走っているバス』に乗りに行く、というので、同行させていただいた。ジェンダーフリーでは、いささか意見の相違があるが、それ以外の点では、この団体の真摯な日常活動は敬意に値する。

 自由が丘駅前から、小型バスに乗車。愛想のいい運転手さんに、挨拶して15分ほど乗って、このバスの運行母体事務局についた。事務局から詳細な説明を受け、是非、大田区でもこのバスの運行をしてみたい、と思った。

 帰宅し、家族に『今日は、昼に、天ぷらバスに乗ったよ』と報告すると、『随分いい生活じゃない』と羨望の目で見られた。エッ?なぜ?

 どうやら、バスの上で、天ぷらを揚げながら、食べる、屋形船のような宴会をしてきた、と誤解されたようだ。おいおい、違うぞ!


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