いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年06月24日(火) 自衛官は、なぜパンツを支給されないんだ?

 私は、色々な機会に書いているが、中学校を卒業後、自力で進学するため、航空自衛隊生徒18期として、埼玉県熊谷基地にある航空生徒隊に入隊した。自衛隊生徒とは、陸海空の中堅曹(下士官)を要請するため設けられた制度で、陸は神奈川県横須賀市、海は、広島県江田島にそれぞれ学校があり、一学年空50名 海60名 陸250名が、高校の授業(普通学)と、教練、防衛学、術科(専門教育)などを学んでいる。

 まあ、恐ろしく厳しい日課と訓練だったが、得がたい経験と、同期生先輩後輩に出会えたことは、感謝感謝である。

 さて、その当時から今日に至るまで、自衛隊ではパンツを支給しない。自衛官は、生徒も防衛大学生を含め、制服、Yシャツ、シャツ、ももしき、パッチ、靴下、靴、レインコート、作業服などが貸与される。が、パンツはない。個人的興味で、婦人自衛官に聞いたが、彼女たちにも支給されていないらしい。なぜだ。はくな、という訳ではない。なぜなら、生徒は就寝中は、パンツとシャツだけで寝る(いつでも着替えて出動できるよう)ので、パンツがないと、フル●●になってしまう。

 とすれば、法の不備ではないか? 

 もうひとつ、当時からの疑問。航空自衛隊の作業服のズボンには、大きなポケットが両脇にふたつついている。これには、物を入れると広がるようタックがある。ところが、一般の隊員でも、生徒でも、入隊すると、すぐさま、これを開かないように、縫わされる。

 随分と昔に、航空幕僚監部の人事担当の一佐(大佐)に、「どうせ縫うなら、最初からタック無しにしたらどうか」と”意見具申”したことがあるが、あれから早30年。いまだに、タックは健在で、新隊員は縫っている。

 ふたつのナゾ? ご存知の方、教えて!


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